テレビを通じてのジュエリー販売では
 時にキーワードが大きな役割を担う事があります。 
 ダイヤモンドは誰もが知っている宝石名ですが、そこに産地が加わると
 【ロシア産ダイヤモンド】【ロシアンダイヤ】などちょっとした冠になり
 興味を持ってもらうひとつのポイントになっています。

 何年も前からロシアのダイヤモンドは流通していた訳で、業界の人には珍しいものではなく
 逆に、産地表記がどんな意味を持つか懐疑的な感情もあると思います。
 事実、ロシア産だけがずば抜けて美しいダイヤモンドかと言うとそうではなく
 カナダやアフリカ産のダイヤモンドでも、綺麗なものはもちろん存在します。

 通信販売は「お買い得価格」「出来るだけ多くのお客様」「付加価値をお届け」する。
 付加価値とは、お値段以上に何かを感じていただけるか…と個人的に考えています。
 ここにロシア産を扱うメリットが、メーカーにもお客さまにもある訳です。
 
 産出量が豊富=ダイヤの選択肢が多い=価格帯に応じた供給が可能
 大手の手掛けない部分を見つけてコントロールすることで、ヒット商品が生まれるのです。
 重要なのは、同クラスのダイヤと比較してロシア産に軍配が上がるものを見つける事
 ロシアンダイヤの魅力でもある「輝き」「透明感」は最優先に選ぶことで
 【ロシア産ダイヤモンド】【ロシアンダイヤ】は、買ってみたら言う通りに綺麗で光っていた、
 少なくとも、期待を裏切らない美しさがあった…と言う、付加価値がプラスされます。
 デビュー当時も話題になりましたが、おかげさまでかなり認知されたと感じています。

 専門家の目で見れば産地によるブランド化は無意味との考えもあると思いますが
 お客様が「ロシアは綺麗」と言っていただけるダイヤをこれからも目指します。


     ロシア鉱山.bmp


 ある鑑定機関の方が、ロシアの大学の教授にロシアダイヤのポイントを聞いたところ
 1)原石がきれいで、カットしやすい。
  ロシアのダイヤは原石が特徴的である。
  鉱山の中には原石が非常にきれいな形で産出するものがある。
  原石の状態がよく、カット前から内部がよく見えるため、
  インクルージョンがカットの際に取り除かれやすい。

 2)ロシアのカッターの技術がよい
  ロシアのカッターは古来、プロポーションやシンメトリー
  ポリッシュについて厳密な基準でダイヤをカットしているため、
  質の良いダイヤがよかった。

 やはり【ロシア産】【ロシアン】のダイヤは特別な感じがします。
 為替の影響が出始めています…気になる方は早めのチェックをおすすめします。