またまた、オパールのはなし…
 日本人にも馴染みが深く、ひと昔前までは
 オーストラリア産出の大半が日本向けとも言われていました。
 
 人気ナンバーワンは「ブラックオパール」 でも、それが流通する前までは夕日のような
 帯赤橙色(reddish orange)の「ファイヤーオパール」が主流だったようです。

 meki.JPG

 まさに幻想的な美しさとはこの宝石のこと
 オレンジのベースにグリーンやイエローやレッドが浮かんで本当に綺麗!
 最近では上質のものが少なく、品質が悪いものまで出回っているのでご用心。

 話は戻りますが人気の「ブラックオパール」 ご存知の方も多いと思いますが、評価が高いのは
 その遊色効果(プレイオブカラー)に赤班(あかふ)が見えるもの。
 オパール自体はケイ酸の粒子の集合体ですので、自ら色を持っていません。
 このナノレベルの粒子に当たった光がまるでシャボン玉のように色を見せるのです。
 これがまた不思議で、個人的には光の波長と連動しているとしか思えない。

 分光.gif

 比較的小さな粒子が、ブルー/グリーン系の元になり
 それが大きくなるにつれてオレンジ/レッド系の色合いになって行くとか…
 この順序は、分光スペクトルの紫外⇒赤外への色の移り変わりそのもの!
 地球上のすべての色の原理は、分光スペクトルによるものなのでしょう。
 宝石と色の関係も本当に深い。。。

 また、話は「ブラックオパール」 赤班(あかふ)がどうして評価が高いのか?
 大きなケイ酸の配列による赤い発色の偶然性もありますが
 何と言っても、その美しさが格別。
 紫外域から赤外域までの色を秘めているので、まさに虹色。
 虹色は基本7色ですが、様々な光の加減でいろんな色が見える
 昭和世代の憧れ★24色のミラクルカラーなのです!
 オパール大好き!!
 ☆3月2日(土) 21:00~ プレシャス ジェムズ(オパール) QVCで赤班見れます☆
 
 akafu.JPG