宝石の王様「ダイヤモンド」
 生まれは200㎞にも達する地下のマントル
 数千℃の高温と5~7万気圧とも言われる高い圧力により
 元素である<炭素>がダイヤモンドの構造に配列(結晶)します。

 もちろん、こんな過酷な状況下は誰も実際に見た事はないのですが
 ダイヤの種はもっと地中深くで生まれ、地下150~200㎞の環境で
 硬く丈夫なダイヤモンドとして安定する…と言う説。
 
 私たち人間の住む地上は1気圧、この地上で炭素と言えば「石墨」
 1気圧下では炭素が「石墨」として安定している訳で
 地下5万以上の圧力下では炭素は「ダイヤモンド」として安定している事になります。

 その「ダイヤモンド」として安定している鉱物が
 圧力の変化につれて、「石墨」に変わらなかった理由が
 地上に向かう速度にあったと言われています。
 ダイヤモンドを含むマグマが、石墨に変わる時間的猶予を与えず
 早い速度で地表付近に吹き上がり、急速に冷えた事により
 私たちに美しい「ダイヤモンド」をもたらせてくれたのです。
 

 その旅もまた波瀾万丈
 無色のまま旅立った「ダイヤモンド」に
 色味やインクルージョンを帯びてしまうほど過酷なものでした。

 「ダイヤモンド」として地表付近に存在した奇跡
 無色ではない、特有のカラーを纏った多彩な美しさを魅せる奇跡
 母なる地球が生んだ最高の贈り物でしょう。

 ファンシーカラーの魅力は、ダイヤの煌めきを持ちながら
 特有のカラーを楽しめる贅沢さ…でしょうか。
 3/23 QVCで20時からオンエアのファンシーダイヤモンドスペシャルには
 興味深いダイヤモンドジュエリーが大集合します。
 http://qvc.jp/bangumi/detail.do?src=1303232000&serverId=5 

 なかでも注目は【カメレオン】と呼ばれるダイヤモンド。
 何と、色が変わる特性を備えた珍しいもの。
 ジュエリーファン必見です!

 カメ.bmp
 
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