■プロ野球 広島3ー0ヤクルト (25日 マツダスタジアム)

広島はヤクルトに先発・森下が91球2安打無四死球で今季初、自身6度目の完封勝利で6勝目を挙げた。チームは34勝27敗4分の貯金7とし2位の阪神と巨人とは3ゲーム差、チームは今季10度目の完封勝利。

先発・森下は今季10度目の登板、試合前まで5勝3敗、防御率1.82。前回の6月12日・西武戦(ベルーナドーム)は今季最短5回を7安打、今季ワースト5失点(自責5)で負け投手。今季のヤクルト戦は2度目、前回の5月15日(松山)は6回を8安打1失点(自責1)で負け投手だった。

森下は1回、西川を二ゴロ、丸山和を空振り三振、長岡を中飛と3人で退ける立ち上がり。

スタメンは末包と矢野がベンチ。1番センター・秋山、2番ライト・野間、3番レフト・上本、4番ショート・小園、5番ファースト・堂林、6番セカンド・菊池、7番サード・二俣、8番キャッチャー・會澤、9番ピッチャー・森下のオーダーを組んだ。

ヤクルトの先発・高橋に1回1死から野間が一内安打も上本は左飛、小園は投ゴロに倒れた。

森下は2回1死からサンタナに左安打も山田、オスナを打ち取り3回は三者凡退に抑える。3回の攻撃で1死から森下が右安打、秋山の遊ゴロで走者が入れ代わるが野間は一ゴロに終わった。

森下は4回、丸山和、長岡、村上の上位打線を3人で抑える。4回の攻撃で2死から堂林のヒット、菊池のツーベースで二・三塁も二俣は捕ゴロに得点を奪えず。

森下は5回もサンタナ、山田、オスナを全て内野ゴロに打ち取る。打線は5回1死から森下が再び中安打も秋山は中飛、野間は二ゴロに終わった。

森下は6回、先頭・松本直に右安打、高橋に犠打を決められ1死二塁に。西川を三ゴロ、丸山和を遊ゴロに打ち取った。

 

6回の攻撃で先頭・上本が中安打、小園が犠打を決め堂林の四球で1死一・二塁に。菊池は見逃し三振も二俣の遊飛を長岡が落球し、二塁走者・上本が生還し1点を先制。なおも2死二・三塁から會澤がレフトへ2点タイムリーを飛ばし、3ー0とした。

森下は7回、長岡、村上、サンタナのクリーンナップを三者凡退に抑える。森下は8回も山田を左飛、オスナを二ゴロ、松本を遊ゴロに打ち取った。

森下は9回は代打・青木を二ゴロ、西川を左飛、丸山和を二ゴロで締めた。森下は9回を投げ91球、2安打、無四死球、4奪三振の無失点で今季初、自身6度目の完封勝利で6勝目(3敗)を挙げた。