■プロ野球 交流戦 広島4ー1ロッテ (9日 マツダスタジアム)

 

 

広島はロッテに8回に勝ち越し、2カード連続の勝ち越し28勝23敗4分の貯金5で首位をキープした。交流戦は6勝6敗。1ー1で迎えた8回1死一・二塁から代打・松山が決勝のタイムリーツーベース、秋山が追加点となる2点タイムリーを放った。

アドゥワは今季9度目の登板、試合前まで5勝1敗、防御率3.40。前回の6月2日・ソフトバンク戦(みずほPayPay)は4回2/3を4安打4四死球3失点(自責3)で勝ち負けつかなかった。

アドゥワは1回、友杉を二ゴロ、ポランコを中飛、髙部を一ゴロと3人で退ける立ち上がり。

スタメンは佐藤啓介が登録即8番ファースト。野間2番、菊池3番、末包4番、小園が5番サード、矢野7番、捕手は石原がで6番に入った。

ロッテの先発・メルセデスは防御率1.45でパ・リーグでトップ、1回、秋山が左安打、野間は犠打で1死二塁から菊池は遊ゴロ、末包は四球も石原は二ゴロで先制できず。

2回の攻撃は1死から矢野が右安打、プロ初打席・佐藤は投ゴロ失策で出塁。アドゥワの犠打で2死二・三塁から秋山は投ゴロに終わる。

アドゥワは3回まで1人の走者も出さない。4回も先頭・友杉に右安打もポランコを空振り三振、髙部を左飛。ソトを三ゴロに打ち取る。

アドゥワは5回、先頭・角中にツーベース、佐藤の右飛で1死三塁に。安田を空振り三振、小川を申告敬遠、メルセデスを三ゴロに抑え得点を与えない。

5回の攻撃で1死から秋山と野間の連打で一・三塁とすると菊池がカウント・1ボールから変化球を投前にスクイズを決め1点を先制する。

アドゥワは6回を94球、2安打1四球4奪三振の無失点でマウンドを降りる。

6回は2番手・塹江が先頭・角中に遊内安打、佐藤の三前バントを小園が二塁で封殺。1死一塁で3番手・矢崎に交代。矢崎は代打・中村奨、小川に連続四球で1死満塁のピンチから代打・岡にレフトへ犠飛を打ち上げられ1ー1の同点に追いつかる、

8回は4番手・島内がポランコに四球、髙部に犠打を決められる。1死二塁でソトを投ゴロ、代打・愛斗に四球も佐藤を左飛に打ち取った。島内は4勝目(3敗)を挙げた。

8回1死から石原が左安打、矢野のバントが内安打となり1死一・二塁から代打・松山は左中間にタイムリーツーベースを運び、2ー1で勝ち越す。さらに2死二・三塁から秋山がセンター前に2点タイムリーを落とし4ー1とリードを広げた。

9回は守護神・栗林が三者凡退の無失点に抑え17セーブ目(0勝1敗)をマークした。