【広島】今季初2ケタ11得点で3連敗ストップ 36歳バースデー秋山翔吾を今季初1番に置いた打線が爆発

広島は今季最多タイ13安打で、今季初の2ケタ得点となる11点を奪ってDeNAに大勝し、連敗を3で止めた。

 初回、この日が36歳バースデーで今季初めて1番で起用された秋山の先頭四球から無死満塁と好機を広げ、4番・堂林が押し出し四球で先制に成功。2安打3四球で3得点を奪うと、3回は2死無走者から坂倉の2号ソロを引き金に、5安打2四球で大量5点を追加。3回までに、4日の本拠・ヤクルト戦、10日の敵地・阪神戦の6得点を上回る今季最多8得点。この試合前まで12球団ワーストの1試合平均2・21得点と貧打にあえいでいた打線が、意地の猛攻を見せた。

 先発・床田は、7回2失点で今季初勝利を手にした。2日の本拠ヤクルト戦で7回無失点も勝ち負け付かず、9日の敵地・阪神戦は7回1失点で敗戦投手になっていたが、3戦目で待望の今季1勝。得意の打撃でも、3回2死満塁から左前適時打で5点目を叩き出して自身を助けた。