交流会前日の晩に、突然はやてが、

「ぼくね、一生懸命走ったり運動した後に、

足の裏がピリピリするんだよね~。」

と言い出した。


一瞬固まった私。

まさか、四肢疼痛?


ファブリー病における四肢疼痛は、激痛で動けなくなるほど

というイメージがあるから、はやてには当てはまらないんじゃ?

と思いつつも、なんだか胸の中はもやもや・・・。


「はやてのピリピリするって、痛くて動けないって感じ?」

と聞くと、

「ううん。痛くないよ~。

なんかね、電気でビリビリってされてるのと、こしょこしょって

くすぐられてるのを同時にされてる感じ。

どっちかっていうと、くすぐったいかな~。」

と的確すぎる表現。


「細~い電気の針で、チクチク刺されてるみたいな。」

とも言っていた。


はやての幼稚園は、園庭をマラソンするような

体育会系ではない。

一所懸命走ると言っても、園庭で鬼ごっこか

友達とかけっこ程度のはず。


それぐらいの運動量で、疲れるはやてではない。

それが足の裏に違和感を感じているとしたら・・・・


ファブリー病ではない子ども達も、

走った後や運動した後には足の裏が

ピリピリするのだろうか?


診断を受けていないと、ささいなことでもひっかかる。


もしかしたら、これはファブリー病の兆候なのか?

いいや、この程度ならだれにでもあるはず。


そんな思いの繰り返し。


ダンナも子ども達の言動に内心一喜一憂していると、

この間そう言っていた。


でも、親が揺れてちゃダメだよね。


「ファブリー病ですが、それが何か?」

って涼しい顔で言える、そんな親でありたい。