2015.10.04 萩 大島 | ペンギンのブログ

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10月 4日(日)  萩 大島への釣行。

朝夕も涼しくなり、最低気温も15℃を下回り、秋の気配を感じる季節。
時期的には少し早いと思われるが、今シーズン初のグレ釣りに萩沖の磯へ行ってきた。

前日土曜の昼間、中野船長に電話したところ、波が高く出船していないとの事。
船長の話しでは、ここ最近釣果は冴えないらしいが、日曜日は波は落ちる予想なので行く事を伝え期待半分で久々の釣り仕度をした。

4時半の出船に併せ、3時に自宅を出発。
(当然一睡もせず…。)
底物釣りと違い、さすがに出船時間が早い…。

小畑港に着くと釣客の車がヤケに多い…。
どうやら前日夕方からの夜釣り客が、多数居るらしい…。

4時15分、乗客が揃ったところで「正漁丸」は沖磯を目指し港を後にした。
本日の釣客は12名、どうやら殆んどの客がフカセ釣りのようだ。

港を出て暫くすると船の揺れが激しくなり、前日の波がまだ残っているなと感じられたが、羽島に着く頃には収まっていた…。
「船隠し」に2名が渡礁し、残りの釣客を乗せた船は大島へ向かった。

大島に着き数名を下ろした後、本日リクエストした「クズレ」に上礁した。

波は少しあるものの風は大した事はなく、絶好の条件かと思われた。
夜明けまで若干時間があるので、夜釣りも考えたが、夜明けを待つ事にした。

足元が見え始めたところで釣りを開始した。
下げ潮のせいであるのか、潮は沖に向かって左(カマド)方向に緩く流れている。

撒餌は沖アミ生2角とボイル1角を集魚剤を入れずに軽く混ぜ合わせ磯際にパラバラと撒く、刺餌は朝間は沖アミボイル…。

ウキ下竿2本(約10m)の半遊動仕掛けで磯際を流すが、数投しても餌は残ってくる…。

暫くしてウキがゆっくりと沈み、アワセを入れたが素針を引く、どうやら餌取りの仕業?
ウキ下を変えたり、投入位置を変えたりしながらアタリを待つ…。

ウキ下竿1本半(7.5m)で、ウキがゆっくり沈みながら加速していった。
アワセを入れ、竿にノッたがやっと捉えたアタリは大した引きでは無く外道のよう…。
釣れたのはウマヅラハギ…。

それから暫くするとアタリもなく刺餌を盗られるようになった。
磯際はスズメダイの大群が見え始めた。
その沖はウマヅラハギにサンバソウと餌取りの活性だけは妙に高いが…。

アタリが判り辛く、少しでも食い気を良くしようと、仕掛を軽めの全遊動に変更した数投目、ラインをバチバチっと弾くアタリが来た!
「これは本命!」っとアワセを入れやり取りを開始したがそれほどの型でもなさそう…。
浮いてきたのは足裏サイズのグレ。
取り敢えず本命の姿が見られて良かった!

次の一尾は、ウキを消し込む目の覚めるようなアタリで30cm超のグレ。

次はラインを引ったくるアタリで足裏のグレ!

やっと楽しくなって来た!と思っていたら、突然北東の風が吹き始め、次第に強くなり終いには竿を持つのも辛いほどの爆風に‼
折角釣れ始めたのに、今日の海の女神様は全然優しくない…「女心と秋の海」かよ⁉

時間は9時前だが、本日の釣りは既に終了した気分になった…(泣)
風と波のダブルパンチでとても釣りどころじゃなくなり、早々に道具を片付け、船長に状況を話して瀬替わりを待つ事にした。

迎えに近づいて来た船は木の葉のように揺れており、見てるだけで酔いそうになる…。

この爆風下では、風裏は無いかもしれないが、ダメもとで「学校下」へ瀬替わり…。

船からは大丈夫そうに見えたが、渡礁すると回り込んで来る風が半端ない…(泣)

ひとまず、腹ごしらえと早めの昼食をとる事にしたが、お湯を沸かすガスバーナーに風が当たって、沸騰に時間が掛かる…。
狭い磯上で四苦八苦し漸くお湯が沸き、カップラーメンとおにぎりでランチタイム!
寒い時期、磯で食べるカップラーメンは下手なラーメン屋のものより美味しい(笑)
(これも磯での楽しみ…。)

昼食後、すぐに釣り開始と思ったが…。
酷くなる風と迫りくる睡魔に負け、磯で少しお昼寝する事にした…(眠)
(こいつも磯での楽しみ…(笑))

少しのつもりがすっかり爆睡をカマしてしまい目が覚めたのは回収30分前…。
まぁ、こんな日もありますワ…(爆)
次回はちゃんと釣るぞ~っと!

風に泣かされ、釣果にも恵まれなかったが、一日を楽しませてくれた海に感謝❗