観ました。
観ちゃいました。
観終わっちゃいました。
後半。
めでたくハッピーエンドでしたね。
良かった。みんな無事で。
新政府も、みつさんも、直くんも過去から解放され、心機一転。
斎藤さんも。過去の悲しみから解放されて笑顔(願望)が見えました。
しかもその表現を、抱きあげた子供が泣き止むという演出で表現とか、ニクイです。文翁先生。
『桜』を題材にした和物2作品。
どちらも政権交代(鎌倉→江戸、江戸→明治)の目まぐるしい時代に生きた侍(武士)のお話でしたが、義経千本桜は別離のお話、今作は再生のお話という印象。
どちらも仄かな清涼感と言うか、悲しいだけではない終わり方で良かったです。
↓義経千本桜の感想はこちら。
前半は結構、新選組トリオのワチャワチャが楽しいシーンも多かったですが、流石に後半は沖田君の容態も悪化し、近藤さんが倒れ、後ろ盾を無くし、情勢も傾いて新選組トリオのシーンも切なさが漂ってて、目と鼻から何やら液体が漏れ出て来ました。
↓前半の感想はこちら。
そう言えば、『音羽屋にも見劣りしませんよ』って沖田君のセリフ。成田屋じゃなく音羽屋って辺りにニヤっとしました。
あれって、文翁先生が音羽屋さん(右近さん)と仲良しだから?
幕末頃の歌舞伎だと、團菊(左)の時代。
人気を博したのは成田屋屋か、音羽屋ですものね。
そんな、歌舞伎役者ができそうなほど男前と称された土方さん。
中村さんは相変わらずカリスマリーダー役がハマりますね。
Chèvre Noteのジルドレの時も思ったけど、『この人について行けば大丈夫だ!』って思えちゃう力強さと安心感、『この人の為ならなんでもしちゃう!』と思える中毒性(笑)がありました。
で、首実検の引率役、陸奥宗光さん。
前半の感想にも書きましたが、食えないオヤジ感最高でした。
が。後半、蝦夷地に着いてからは、若干頼りなさも垣間見えました。
でも、それもそれで人間味があって良かった。
東地さんはウィルスミスの吹替の人ってイメージだったし、ちょっと軟派••いやいや。ひょうきん?な演技から真面目な演技に切り替えるタイミングの秀逸さが光ってたなぁって思いました。
最後のみつさんのお見送りのシーンで、自分の過去を吐き出し、肩の荷が下りたと言うか、ちょっとスッキリした感じが良かったです。
直くんも、蝦夷地に戻って、龍馬の遺志を継ぐって決めた晴れやかな笑顔!!![]()
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梶さん十八番の好青年っぷりが光ってました。
過去に向き合って、昇華して、前を向けた事で、自然と笑顔が溢れたって感じが、もう!
溜まらない!!!
声色も、前半みたいな重いトーンではなく、軽やかになってて、過去を過去として受け入れられたんだなぁって。
いや。本当に良かった!!
みつさんは、多分、自分の気持ちに終止符を打つ為に今回の首実検に参加してたんだろうなぁ。
自分の知ってる弟(総ちゃん)と、世間か噂する『沖田総司』のギャップが大きすぎて、総司の死を受け入れきれてなくて、自分の知ってる『総ちゃん』と『沖田総司』が本当に同一人物だったのか確かめたかったのかなぁって。
まぁ、蝦夷地の新選組が本物でも偽物でも、『弟』は死んだ事に変わりがないよなぁ、なんて身も蓋もない事を考えてしまった(爆)けど、『沖田総司』であっても生きてて欲しいと思う気持ちも解らなくはない。
そういえば、蝦夷新選組が偽物だって判断した理由が、みつさんの怒鳴り声(沖田総司にそっくり)を2回も聞いたのに誰もビビらなかったって事なんですが、『2回ってどこ?』ってなった私は何かを見落としていたのでしょうか?
そして、我らが(?)斎藤一こと諏訪部さんですが、『斎藤一』と『藤田五郎』のギャップがエグかった(爆)
いや。なに、その笑顔?
我が子を腕に抱いて、安心した様にそっと微笑むの
ズルくない?!
最後で目玉飛び出るかと思ったわ(笑)
いや。でも、そうよね。やっと過去の憂いが昇華されたんだもんな。
『我が子が泣き止んだ』事への安堵と、『自分だけ生き残った事の憂い』が軽くなった安堵の2つの意味で『安心した』んだよね!斎藤さん!!!
いやぁ。憂い顔のイケオジも良いけど、陰のあるやさぐれオヤジ(←そういえば、先日終わった探偵さんもそんな役だった。あの作品はコメディだったけど。)もハマりますなぁ。諏訪部さん![]()
そして、蝦夷新選組が偽物と解った後の討伐シーンの格好良いこと!!!!
土方さんや沖田君のセリフを引用したり、本物の『新選組』を体現するかの様な獅子奮迅ぶり。
しびれるぅぅ![]()
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はい。格好良かったです。
で、その後、出てきたと思ったらラストのあの
微笑み![]()
ごちそうさまでした!!(違)
ぜひまた、再演をお願いしたい作品です。

