11日から早稲田松竹で「NIPPONアンダーグラウンド」と題して寺山修司監督と松本俊夫監督のATG(アートシアターギルド)映画が上映されています。ATGの映画はなかなか観る機会が無いので「書を捨てよ町へ出よう」と「田園に死す」の上映に行って来ました。

どちらも子供の頃に観ていたらトラウマになりそうなシーンの連続で「書を捨てよ町へ出よう」は1970年の風景や風俗も楽しめます。「田園に死す」はアングラそのものでラストは衝撃でした。1974年の新宿アルタ付近を映像で観れたのも良かったです。

ATGの映画ポスターは当時の大手映画会社のポスターとは違う独特の雰囲気があり当時の一流デザイナーがポスターのデザインを担当しています。今日はそのATG映画のポスターを並べました。年代も順番も適当です。

 

1971年「書を捨てよ町へ出よう」1971年「修羅」です。

1969年「薔薇の葬列」ピーターのデビュー作です。1970年「エロス+虐殺」です。

1970年「日本の悪霊」1974年「あさき夢みし」です。

1972年「讃歌」1971年「告白的女優論」です。

1975年「吶喊」1976年「任侠外伝玄界灘」です。唐十郎監督作品です。