我が家はよく図書館に行きます。



奥さんは小説、子供は絵本、私は漫画を借ります。



漫画といっても、今たまたまハマっているダイヤのAを読んでるだけで、


基本的に図書館を使っているのは奥さんと長男。






僕が図書館に本を返すタイミングで、


長男用に絵本を探して帰るのがルーティンとなってますにっこり






真面目に探すと、中々そそられる絵本ってないんですよねー。






でも絵本って面白い。


大人でも結構楽しめる。





実は僕は昔から絵本が嫌いで、



一切読みたいと思わずに育ってきて、

(ホンマに読んだ記憶がない)




子供が生まれて、絵本を読ませるのも「えーめんどくさー」って感じでした。



でも教育上読んだ方がいいよなーと思って嫌々読んでるうちに段々好きになり、



35歳くらいでようやく絵本の面白さに気付いたという、



かなりの遅咲き笑ううさぎ







実家に昔からあった絵本が2冊ほど今の家にあるんですけど、


それも最近初めて読んだくらいの感覚。

流石に子供の頃に一回は読んだんやろうけど全く記憶がないし。








まぁそんな感じで、


今回も図書館で物色に物色を重ねて絵本借りました。















ゴムあたまポンたろう。








もう勝ったも同然でしょ。







面白くないわけない物申す







丸ごと載せるのはあかん気がするので、


一部だけ。








とおくのほうから、おとのこのが とんできました。


あたまがゴムでできている


ゴムあたまポンたろうです。


やまにポンとぶつかると、ボールのようにとんでいこました。








おおおとこが ねているところへ


ポンたろうがとんできて、バットのような


つのにあたりました。









わーいホームランだ!


と、ポンたろうは おおきなこえで いいながら、グングンとんでいきます。


おおおとこは、


「やったあ!」といって、ニコニコしました。












ていうノリのお話。





このあともポンたろうは色んなものにぶつかりながら、色んなところに飛んでいきます。









ここまでぶっ飛んでナンセンスな絵本は見たことないかも爆笑





伝えたいことなんてなくて、感性の赴くままに描いた、とにかくバカバカしいストーリーを読んで、無意味を楽しめというスタンスなのか?





作者は長新太さんというらしい。



気になって、彼の作品の魅力について調べてみたところ、




なんだかわからないがおもしろいというところがまさに長さんの目指したものでした。また、長さんは生理的な気持ちよさを求めていました。つまり、なんだかわからないけどおもしろい、気持ち良いということらしい。

「その生理的に心地良いものを求めていると、抒情のほうに行くこともあるし、めちゃくちゃなほうに行く時もある」とのこと。





ですって。

やっぱそういう方向性なのね。






意味やメッセージ性を求めることもいいですが、

こういう理屈抜きの、本能で楽しむ?みたいな絵本も良いですね。

作者の脳内に入り込んだ気分。







次はどんな絵本に出会うか、

楽しみです物申す