今日は息子がよく癇癪を起こした。







奥さんの美容院終わりを待っている車の中で、


「はるちゃん(=いないいないばあのこと)がみたい!」


「今はやってないよー」


「やってる!!」


「こんな番組しかないよ。ほら(と言いながらチャンネル回す)」


「ちがう!やってるー!!!」


「おうちのテレビにやったらあるけど、車では観れへんねんごめんなー」


「みーれーるーー!!!」


的なやりとりが終わらず、


挙句怒りを抑えきれない息子は周りのものを投げたり叩いたりと、当たり散らす始末。





相当こっちもイライラして、


モノに当たるな!!!

やってないもんはやってないんじゃ我慢せえ!!!






と、




少し前の僕なら言っていたでしょう。



キメてる







人は成長するのです。




怒っては反省、怒っては反省を繰り返した結果、





高圧的に注意することはやめようと決めたのです。






それでも限界が来ると怒ってしまってもいましたが、昨日は耐えた。






日に日に成長する息子のワガママぶりが増大し、日に日にこちらの我慢のハードルも上がっていくことが続いていて、


常に怒りの量は最多を更新し続けています。



昨日我慢できても、


今日もっとムカつくことが起こるのです。




そうすると、怒ってしまい、



反省し、



同じことで怒らなくなるのですが、



もっと腹立つことがまた訪れる。



といった怒りの限界突破の繰り返し。






伝わるかな?









それを繰り返して、









今の私は、












仏になりつつありますよだれ












限界突破しても怒らない。







そう誓ったのです。









なので車では、




「じゃあテレビは無理やけど、抱っこしてあげるからお外歩こうか?」






と怒りを必死に抑えつつ提案。






息子承諾。









散歩によってスッカリ息子の機嫌も元どおり。











よし、乗り超えた!












しかしお風呂の時に再び癇癪が。












泡風呂にしたんやけど、




泡の量が想定より少なく、




息子はいきなりご機嫌斜め。







さらに一緒に入っていて、


僕の泡に対するアプローチが少しでも気に入らないと怒鳴る。






泡無くなるでしょ!的な。









最終的に泡が全部なくなると、






もう出る!!





と言われたが、








こっちは少しだけでも温まりたい。








泡に気を遣って上半身お湯から出続けとったし、寒いのよ!










10秒だけ入らせてーと言って数え始めると、








数えないで!!!




と切れられ、








無視して10数えてる間は湯船を叩いて怒り、







湯船を出て身体洗おうとしても拒否され、








怒鳴られ叩かれまくり、







浴室内やから怒鳴り声は反響するし耳痛いし、











浴槽に放り投げてやろうかと思うほどこちらもイライラ真顔










しかし仏の私は耐えるのよ。









「お風呂嫌?じゃあ扉一回開けてみよう!


寒くない?


お風呂あったかくていいねー。」





そうすると息子は少し落ち着き、




「んーん。寒い方がいいもーん」


的な感じになり会話が成立するように。







そうしているうちに、



シャワーも受け入れてくれて無事お風呂をクリア。














いやーーーー耐えた。







ここまで耐え抜いたのは初めて笑









怒鳴るまでしなくとも、



怒りが言葉に出てしまいがちやったんですが、





一言も出すことなく、







胸の中に留めました。











3歳の子供にとって、




怒鳴られることがプラスに働くことなんて一つもないと個人的に思うんですよね。






もちろん注意して、ダメなことはダメと毅然とした対応をするのは必要やけど、



それと感情的に怒ることは全く別と、思います。








なんで怒るの?



って悲しむだけかなと。










虐待を受けた子が、自分が親になった時に子供を虐待してしまうように、



怒鳴られた子供は将来他人を怒鳴る人格になってしまうかもしれない。





特に今の時期、




色んなことをスポンジのように吸収している3歳前後は、





そのへん慎重にいかないと と思いますね。








父の苦労は続く。