ブライダルフェアに行く以前に、私たちの場合はイギリス人の彼に

「日本の結婚式とはどういうものか?」を理解してもらうことが必要でした…宇宙人くん

 

ちなみに彼はキャパがとてつもなく広く、違いを楽しめる性格なので、

WHY Japanese people! と怒ったりはしないですよ笑

 

 

・日本人の6割がキリスト教式で挙式十字架

神前式はマイナー。仏前式にいたっては聞いたこともない。

…日本の宗教的背景からいって、キリスト教式が過半数って冷静になって考えると

意味不明もやもや

 

 

・ご祝儀制度お年玉

お祝い金をいただくことはイギリスでもありますが、日本ではそれがまるで入場料のように

必ず渡すことがマナーで、しかも金額が暗黙の了解で決められているそして高額!

のがなんともイヤラシイですね札束

 

ちなみに、イギリスではお祝い金よりもプレゼントを贈る方が一般的プレゼント

Wish Listを公開して、ゲストはリストからカップルが本当に欲しいものを選んで贈るという

非常に合理的なシステムが人気です。これめっちゃ良くないですか!?

 

 

・引き出物

高額のご祝儀をいただくからには、きちんとしたおもてなしをすることが求められます。

おもてなしには引き出物も含まれます。大抵の人がカタログや趣味じゃない引き出物もらうくらいならご祝儀安くしたいと思ってるだろうに、アホらし…えー

引き出物で結婚式の評価が下がることはあっても、上がることってほぼないですよね…。

新郎新婦はめちゃくちゃ悩む割には、プラス評価にはなりえない引き出物…

正直好きじゃないですガーン

 

 

・日本の結婚式は短くてスケジュールが分刻み時計

挙式30分、披露宴2時間30分がスタンダードといったところでしょうか?

これでも、義理で参加するゲストにとっては、長すぎるかもしれません。

インドの3日3晩の結婚式には負けますが…イギリスの結婚式は、午後に挙式があると

すれば、夜中まで宴がつづくのが普通です星空

日本の披露宴のような分刻みのスケジュールはまれですし、後半になれば

ワイン片手に語らう人、音楽に合わせて踊る人、突然スピーチをはじめる人、

実に自由です。しかも好きなタイミングで帰っていい!

 

 

・知ってる人としか話さない披露宴

 日本の結婚式では、両親がお酌して回る以外は、せいぜい同じテーブルのゲストとしか

交流がないですよね…。イギリスでは、そもそもパーティーでは知らない人と交流するのが

当たり前なので、食事の時間から自由に動き回って他のテーブルのゲストとも

話し始めちゃいますキャッ

また、後半はダンスパーティーと化すのが常なので、言葉は多く交わさなくとも、

一緒に踊り始めちゃえば楽しくて誰が知り合いとかどうでもよくなっちゃいます笑

 

 

・日本の結婚式は一大ビジネス

そもそも専門式場やゲストハウスなんてものが存在するのは

「日本でブライダルは儲かるから」なんですよ。イギリスにはそんなものないです…ガーン

 

「ホテルや式場と契約し、専属のプランナーと結婚式準備を進める」

のが一般的な日本のカップルだとすれば、

 

プランナーは自分自身。両親やブライズメイドの協力のもと、会場予約からドレス、

 花、ケータリングまでを自分たちで手配

しちゃうのがイギリスでは普通。

 

フリーのプランナーを雇う贅沢をするのは、少数派です。まさに全てがDIY(Do it yourself)

 

イギリス人の結婚式費用総額の平均は£7,500、日本の約1/3の金額だそうです。

普通の日本人が300万円オーバーの結婚式を当たり前と思い込まされているのは、

良くも悪くもご祝儀制度のおかげ。

 

どうせ日本で高いお金を払うなら、金太郎飴のような結婚式は絶対にやりたくない

心に誓う私たちでした炎