Hello
さて、前回の記事に書いたようにCRAZY WEDDINGへの訪問をきっかけに、
コンセプトウエディングへの道のりが始まりました。
ちなみにみなさま、実は「コンセプト」と「テーマ」の違いがあやふやだったりしませんか?
以下は、私たちなりに理解した結婚式準備用の定義です
・コンセプト
目には見えないけれど伝えたいメッセージや、ゲストにどんな感情、感想を
持って帰ってもらいたいか
・テーマ
ふたりらしさを表現する目に見えるもの。コンセプトを具現化するようなものだと
インパクト大
例えば「4月挙式だから桜をテーマにしたい」という風にテーマありきで
考えがちですが、ベースにコンセプトがあると、グッと説得力が増します
ブレインストーミングをはじめた頃は、私たちもまさに目に見えて分かりやすい
テーマ談義ににハマって、考えがブレブレでした…
二人は旅行が好きだから、「Voyage(旅路)」をテーマにしよっか?
「人生は冒険」とかもいいよね。朝ドラ『マッサン』に影響受けすぎですね
でも私たちが一番ゲストに伝えたいことって「ふたりは旅好きです」でいいんだっけ?
そうじゃなくて、日本人ゲストからも、イギリス人ゲストからも
「こんなの初めて!」「でもすっごい楽しかった!」
「日本/イギリスのことがもっと好きになった」「ふたりのことがよく分かった」
「新郎/新婦のことはよく知らなかったけど、ふたりならきっと上手くいく」
って楽しんで、私たちの人となりを知って安心してほしいから結婚式をするんだよね…
だから、イギリスと日本の良いとこどりをした和洋折衷な結婚式を目指したい
話し合いの末に私たちがたどり着いたのが、『バラと桜』というテーマです。
これは当日、受付でゲストに渡してもらった席次表パンフレットのメッセージページの
画像です
正直、最初の頃の打ち合わせではまだこんな風にきちんと言葉にできていなかったので、
プランナーさんにばーーーーっとしゃべって、なんとなく思いを共有してもらってました
それでも
「今まで担当したなかで、一番すてきなストーリーです。ぜひ形にしましょう!」
って言ってもらえたのが嬉しかったです
※細かいことを言うと、「根」は忌み言葉だから避ける、句読点は使わないといった
ルールがありますが、国際結婚だし気にせず使いました
入籍の際に両親から「お互いの"根に肥やし"だよ」と言って送り出してもらったから、
「根」を使った表現はどうしても使いたかったんです
テーマを決めて、それを装飾や演出に取り入れれば、オシャレな結婚式はできます
でも心に響くのは、その背景にあるストーリーだと思います