自民党のご高齢の頭のかたい政治家たちも、ようやく少子化をこのまま放っておいては、まずいということに気が付いたみたいだ
岸田さんも「異次元の子育て支援をします!」と言っていたけど、いつまでにどんなふうにしていくのか、何も具体的なプランは示していない
5年間で40兆円を超える防衛予算は、あっさりと閣議決定したのに、若い人や子育て世代にとっての喫緊の問題は、どこか軽く扱われているように思えるのは私だけだろうか・・・
さらに自民党の議員が「育児休暇を取りやすくするために、育児休暇中に、リスキリング(学び直し)をして、スキルアップしておきましょう♪」とも取れる発言をして、それに対して岸田さんも納得していたのでガックリ・・・
バカなの?・・・育児がそもそも「新たな学び」なんだよ!!
もう子どもも産まないし、育てることもない、戦争に行くこともない年齢の男性が多数を占める国会議員には、現代を生きる若者たちの気持ちはわからない
労働力も不足しているから、女性たちには「しっかり働いてね!子どももたくさん産んでね!家事も介護も地域の役割もいずれよろしく!」と言われているようで、
普通に考えたら、よほどの富裕層でなければ、専業主婦にはなれず、みな子育てと仕事の両立で、てんやわんやしている
このうえ、新たに学び直しまでする余裕がどこにあるというのか?
復帰するためには、保育園も探さないといけないし、政府はなにもわかっていない
「育児休暇中はどうせヒマでしょ?だったら勉強して資格でもとってみたら?」と言われているようで、ネットでも大炎上したらしい・・・
どうして、私たちは他人の苦しみや大変さにこんなに鈍感なのだろうか?
女性に求められることが多すぎて、こんな大変な選択肢を選ぶくらいなら、独身で自分の時間も持って、きままに生きていきたいと思う人がいても不思議ではないと思う・・・
独身率が高くなっている原因はそこだと思う
さらに日本人の男性は、身の回りの世話を母親に過度にしてもらって育っているので、これがまったく戦力にならないという側面も大きい
私たち女性に期待してくれるのはありがたいのだけれど、過度な期待はやめてほしい・・・
妊娠・出産・子育てという劇的な体の変化を経験して、初めて出会う宇宙人のような、可愛いけれど、ひとりではなにもできない小さな存在を抱えて、ウツやネグレクトになる女性も多いのが現実で
今の若い世代はひ弱だから、身内だけでなく、行政の支援もたくさんの側面から必要だと思う
だから、せめて子育て中ぐらいは、ゆったりと赤ちゃんと向き合える優しい社会であってほしいし、
公共の場でも、赤ちゃんや小さい子ども連れの家族がいたら、温かく見守り、優しい言葉をかけて彼らをねぎらってあげよう
そんな世の中の実現のために、私たちシニアもヒマな人は登録制にして、できることをできるかたちで支援していくというのはどうだろうか?
どんなに兵器を買って、軍備を備えても、そこに国民がいなくて、いるのは高齢者ばかりというデストピアに、日本がなることも、あながちないとは言えない気がする・・・