今日、二女とYさんの結婚式と披露宴が無事に終わりました

 

 

こちらの心配もよそに妊婦の新婦(なんか韻を踏んでいる)はとても元気で、終始ニコニコしていてとなりのYさんも少し照れ臭そうに、でも堂々とした態度で最後まで娘に寄り添ってくれて本当に嬉しそうだった

 

 

親族だけの30人弱の披露宴では私と夫にはYさんの御両親といっしょの「親席」が用意され、私はN子ママと隣同士で並んでお食事をした

 

 

「まさかあの子が20代で結婚して、母親になるなんて思ってもみませんでした。本当にありがたいことです・・・」、そう私が言うと

 

 

N子ママは「私もまさかあの息子がそもそも結婚をするとは思ってもいませんでした。20代はおろか30代、40代になってもひとりでいるもんだと思っていたので、○○ちゃんには感謝しています」と涙を目に浮かべて言った

 

 

N子ママはびっくりするほど美人で、可愛らしく、小柄で私と正反対で声も小さくどこか自信なげな少女のような女性で

 

 

私が隣に立つとまるでしずかちゃんとジャイアンみたいな感じで、女の私でも「大丈夫!ついてきな!守ってやるよ!」といいたくなるほどだ

 

 

二女もN子ママと目を合わせるたびに、ママが泣いているのを見るたびに自分も泣けたと言っていた

 

 

N子ママはこんなことを言った

 

 

「砂浜の数えきれないほどある砂の中であの子が拾うことができた、たったひとつぶの砂が○○ちゃんだったのでしょう・・・」

 

 

そう言ったN子ママを見ると目が真っ赤になっていて、涙でうるんでいた

 

 

「それはこちらも同じです・・・私たちも親子関係ではいろいろ悩むこともありましたし、Yさんに出会えてあの子も変わりました・・・」

 

 

男親であるうちの夫もYさんのお父さんも、あまり語ることはなかったけれど、子どもが伴侶を得て自立していく喜びを深く味わっているようだった

 

 

ふたりが手作りした「生い立ちムービー」では、やはり昔のことが次々と思い起こされ、なつかしさと愛おしさと、親としての務めを果たせたような誇らしい気持ちとこれまで自分たちを支えてくれた人たちへの感謝で胸がいっぱいになった

 

 

「毎日が全力応援」の長女も敦史とレイちゃんのお世話で大変な中、司会者に当てられたらスピーチもするし、ウエディングケーキのファーストバイトの時もモグチャンといっしょに盛り上げ、最後の「宝探しゲーム」では、3つしかない「宝」の中の一番高い「高級和牛」のお取り寄せ券をゲットし、神様は影の功労者にきちんと報いてくれた

 

 

Yさんの親族は上品で控えめでおとなしいながらも楽しんでくれたようすで、

 

 

うちの方は長崎の「普通にしゃっべっているだけで面白い」A家のおじさんや、関西人の血がさわぐ私の妹や兄のお嫁さんとその長女のMちゃんのおかげで大いに盛り上がり、泣いたり笑ったりが激しく、両家の気風の差が際立ってそれもそれで面白かった

 

 

 

結婚というのは異文化コミュニケーションであり、未知のドアを開けてくれる素敵な人生のイベントで、それはそれはエネルギーを必要とする

 

 

 

相手を理解しようとする気持ちがなければ成り立たないし、複雑ではあるが人としての成長をいやが応でも学んでいく

 

 

長女夫婦を見ていてもいい意味で「こなれた夫婦感」が出ていて、二人の子どもの親になったことでモグチャンもたくましくなり、以前よりは堂々と素敵に見えた

 

 

牧師さんの言葉がとても印象的だった

 

 

「愛は自慢せず、おごり高ぶらず、見返りを求めない・・・与えることが愛です」

 

 

きっと相手が望むことを与えてあげることが愛なんだと思う

 

 

どの本で読んだか忘れたけれど、「結婚とは「僕の幸せ」「私の幸せ」が「私たちの幸せ」になることである・・・」という文章を思い出した

 

 

Yさん・・・二女ちゃん・・・

 

 

結婚おめでとう!!

 

 

新たな人生の一歩を踏み出した気持ちはいかがですか?

 

 

これから、いろんなことがあると思いますが、病めるときも、健やかなる時も、互いに慈しみ生涯ただひとりの人と添い遂げることを道しるべとして、体に気をつけ、周りの人を大切にし、感謝の気持ちを忘れず、まじめにコツコツと生きていってくださいね・・・

 

 

きれいなお花をありがとう・・・

 

 

やっと母は今夜から熟睡できそうです・・・