バジルな日々 | 伊豆スケ・ブログ

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伊豆を愛するTakuが伊豆をまわって撮った写真や探検の記録
実際に訪れて書いたお店の食べ歩きレポ
音楽や料理など趣味に関してのこだわり薀蓄(うんちく)
エッセイ・ストーリー等、何でも気ままにカキコミするフォトブログです。

  6月下旬、コメリでこんなものを買った
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  バジル栽培セット 198円(確か)


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  培養土と種が入ってます



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  去年は100均でバジルの種を買ってきて庭にまいたのだが全部虫にやられてしまった

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  今回はキッチンで育ててやろうという魂胆


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  撒いて4日目で芽が出た!



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  5日目




  とまあ、このままバジル栽培日記でもよかったのですが

  私が最近特になんとはなしに思っていることを書き綴ってみようかなと。

  

  それは、伊豆に住む人、伊豆にやってくる人の幸福度みたいなものです

  もちろん幸せなんて人によって基準が違うんですけど。

 

  


  

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  8日目


  例えば、伊豆に観光や家族旅行でやってくる人たちはもちろんテンションアゲアゲです。

  都会の日常を離れて伊豆の自然や食を楽しめるのですから。

  それに対して、伊豆に住んでいる人、働いている人はどうでしょう?

  海や魚や夕日や富士山なんてそこにあって当たり前、

  休みの日には寝るか出かけるにしても都会やディズニーランドなんぞに行きたいと考えています。

 

 


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  14日目


  私は伊豆に住み始めた時、自分の、憧れの伊豆に住めるという天にも登るような幸福感と、地元の人の(しかも観光業)冷めた、そんな甘いもんじゃない的な考えとのギャップに打ちのめされました。

  早い話、伊豆に住んでいる人は伊豆の良さをわかっていないんですね。

  いや、わかっているふりをしていても、自分自身は楽しんでいない、楽しめていない、そんな気がするわけです。

  

  今、私はこうしてブログなど書いてfacebookでも比較的伊豆暮らしを楽しんでいる人たちと交流させてもらっています。

  どうしたら伊豆をもっと盛り上げることができるか、どうしたら伊豆暮しをもっと楽しめるかという高い意識を持った人たちです。

  しかし、現実に私の職場では積極的に伊豆を楽しんでいる人は皆無です。

  このギャップはなんなのか!? と思うわけです。



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  18日目


  昔からいや応なしで生活のため伊豆で暮らしてきた人達と、新たな新天地を求めて伊豆に移住してきた人たちとは当然考え方や意識は違います。

  たまにデートや家族旅行で伊豆にやってくる観光客さんですら、伊豆はいいところだけど住むにはちょっと、と考えている方が大半です。

  それは医療や子供の教育、あるいは交通などが都会より劣っていると思っているからです。

  でも、それは本当でしょうか?


  ここで、冒頭で言った幸福度、という言葉をもう一度取り上げてみます。

  伊豆は自然が豊かでいいところだけれど住むところではない、という人は、伊豆に住んでもいい教育を受けれるわけでもなく将来いい職に就くのは難しい、と考える人たちだとします(あくまで推測です)



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  23日目



  世間一般ではいい学校を出て、いい会社に就職し、エリートコースまっしぐら、結婚をして、楽しく明るい家庭を築き、名声と地位、巨額な財産を得る それを「幸せな人生1」と仮定するのなら、

  伊豆暮しを楽しむ人たちには確実に別な次元の「幸せな人生2」が存在します。


  その人の幸福度がわかるスカウターがあったら楽しいと思います。

  富と名声を得た人の幸福度が低くって、その日暮らしをしている庶民が高い数値を示すケースも当然あり得ます。

  なぜなら幸福に対して鈍感になっている人と敏感な人とでは地位や経済力まったく抜きにしても敏感な人のほうが幸せなハズです。

  地位や財産を得た人でも、毎日寂しかったら、気持ちを分かち合える人がいなかったら、それは幸せとは言い難いでしょう。

  逆に、収入が少なくても、心を開ける友人や仲間に囲まれ、笑って過ごせる人は幸福です。

  



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  27日目


  私はいったい何を言いたいのでしょう?

  それは、伊豆が好きで伊豆を楽しめる人は幸福に対して敏感で、小さな幸せを見つける名人である、

  と、わたくしTakuは大胆にも結論づけます。


  大した根拠はないのですが、これまで伊豆で暮らしてきてそう思えます。

  プレミアムモルツは美味しいけれど、マックスバリュのバーリアルだって美味しいって思える。

  高級ブティックでブランド品を買うのもいいけど、100均でこれはと思う可愛い小物を見つけた時の喜び。


  感動や幸福度という意味では大差ないはずです。

  むしろコストパフォーマンスで言えば、お金のかからない幸福度の方が高い。

  

  伊豆が大好きで実際に伊豆暮らしを楽しんでる方って、その辺の意識が絶妙です。

  満天の星空や自然のホタル、野生の動物たちとの触れ合い、旬な野菜。

  医療や、教育や、交通、都会より劣っている、不便だなんて百も承知、本人たちはそれ以上のメリット、幸せを感じて暮らしているのです。

  

  バジルも別になくてはならない野菜というわけではない、ただ食生活に彩りを添えるハーブであることは間違いない。



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  37日目



  バジルが人生に彩りを与えるように、伊豆に住む人たちすべてが幸せに敏感になり、幸福に暮らせたら・・

  伊豆に住む人の幸福度は世界一なんてデータが出るような日がいつか来ることを願って。


  生きていくうえで悲しみや苦しみは避けて通ることはできない、でも。

  花が咲いた、ラーメンが美味しい、お子様の成長でも、自身の向上でも、なんでもいい。

  幸せを見つけて生きていきましょう、

  それがハッピー伊豆ライフ。