お医者さんごめんなさい | 無節操ニンゲンのきまま生活

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広く浅く多趣味な無節操備忘録ブログ
2015年2月よりイギリス・オックスフォードの近くで生活しています

夜中に2度目の座薬をうつも効果なく、
明け方には40.4度まで上がってしまいました。
小さな子どもが弱ってるほど見てられないものはありません(ToT)

当然お医者さんには絶対に今日みてもらわないと!
と勢い込んで予約の電話をしたら、
意外にあっさり当日の予約がとれました。
どうやら最初に「今日の予約をしたいんですけど」と伝えると
緊急扱いでその日にみてくれるみたいです。
ちょっと拍子抜けしたけど、結果オーライです。

ちょうど夫が休暇をとっていたので
2人でぐったりする息子を病院に連れていくと、
今日はベテランそうな男のお医者さん。

ところがそのお医者さんから出た意外な診断。
それは
花粉症の熱じゃないかな?最近気温が上がったり下がったりが激しいから」

・・・・・え?
40度も出てるのに?こんなにぐったりなのに?
アレルギーもないし・・・・。

「インフルエンザとかじゃないですか?」と疑問をぶつけると、

「だって、咳や鼻水は先週から出てるんでしょ?インフルエンザは熱が先だから」

「いえ、咳や鼻水は確かに先週出てたけど、いったん良くなったので
今回はまったく別の風邪じゃないかと思うんだけど」

「うーん、でもやっぱり花粉症の熱だと思うな」

夫ももう一度言ってくれたけど、やっぱり診断は覆らずでした。
それどころか、インフルエンザの検査すらしてもらえない。
もっと言うなら、胸に聴診器もあててくれない!!

耳の中を見てくれたので、「耳の中は大丈夫ですか?」と聞いたら
「ワックスが邪魔してよく見えなかったよ」で終わり。

「ほら、花粉症はHay Fever(直訳すると「花粉熱」)というくらいだから、
文字通りその熱だと思うよ」


・・・・・もう不満だらけでした。
最初から、先週の咳と鼻水のことを言わなければ、インフルエンザだと診断されたのかも・・・と
後悔するももう遅し。
なかなか出してくれないと聞いていた処方箋で抗生物質を出してくれたので
それは近くの薬局にかけこんでもらってきたけど、
インフルエンザなら、効きませんよね・・・。

ちなみに「熱を下げる座薬を日本から持ってきたので、使いました」と言うと、
お医者さんいわく、
「座薬はこっちでは一般的じゃないんだ」ということで座薬の処方箋はなし。



ううううう、かわいそうな息子。
日本から座薬を持ってきて、本当に良かった(ToT)
(外国に行くと言ったら、少し多めに持たせてくれた日本の小児科の先生、ありがとう)
昨夜のように1、2時間しか効き目がないかもしれないけど、
少しでも下がれば食欲が出るかもしれないし・・・・と半ばあきらめ半分で
午後に3度目の座薬投入。
1時間後に熱が下がり、元気になり、
ああ、これがいつまでもつのかしら・・・・と悲観的になっていましたが・・・・

あれ、熱が上がらない!

結局そのまま座薬の効き目が切れる時間になっても熱が上がらず、
翌朝にはすっかり平熱になり、鼻水も咳もなし。
どうやら先生のお見立ては正しかったようで、
1日足らずで高熱は嘘のように引いていきました。

病院からの帰り、ずいぶん先生の悪口を言ってしまった。
本当にゴメンナサイ!
大したことなくて良かった!