ペルセウス座流星群
東京に出てきた18歳の夏。
この大都会で
1番最初に私が欲してたものは
わいわい出来る仲間でも
側に居てくれる誰かでも無く
小さい頃から 見上げればいつもそこに在ってくれた
空いっぱいに散らばる星でした。
都会は 空が四角い。
空が明るい。
だからいいのか 悪いのかなんて解らないですけど
空を見上げて 少しでも悲しい気持ちになれなくなってしまったら
私はきっと 違う人になってしまう。
少しくらい悲しいぐらいが
丁度いい街。
だから 好き。
そんな星が 今日ばかりはこの街でも観れるんじゃないかって
わくわくしてたけど
96%の降水確率に まぁ諦めがつくようになってしまった22歳の夏。
でもやっぱり
4%の奇跡に まだちょっぴり期待しながら
窓に張り付く午前2時。
そろそろ
大袈裟な荷物背負って
踏み切り行かなきゃ。
なーんて。
星降る夜に。
皆が良い夢観れてますように。
♡
あでゅ*†