こんにちは。
さて、3日間にわたる伊豆の国花火大会は無事終了したわけですが、私は全日目の前でその花火を見ていたものの、動画、写真を一切残しておりません。
といいますのも、大仁花火を含め、臨場感溢れる「劇場型花火大会」を目指す伊豆の国花火大会の花火は、現場(打ち上げ場所近くの観覧席)にいないとその良さがわからないからです。
(広報用写真は最近セミプロの方にご提供頂いております)

終わってみると、(花火内容について)いくつか問題もあったので、ちょっと確認のために検索したところ、いろいろ引っかかってきますので、せっかくなのでリンクを張らせていただきます。

1 韮山狩野川まつり 第2ステージ(デジタールスターマイン)
みなさん一度は耳にしたことがあるPRIDEのテーマ(これです)に乗せて激しく、勇ましくお送りしました。
特効(特殊効果:フラッシュ(ライト))が効果的に使われていますね。ドン・ドン・ドドンのリズムに合わせて。
画面に収まっていません。これは撮影者のせいでは決して無く、会場近くだと収まりきらないのです。横はまだしも、上下が入りきらない。入りきってない下の方でいろいろやっています。
エンディングすごいですね。

韮山狩野川まつり(8月3日)

2 韮山狩野川まつり 第4ステージ 
坦庵のバラード、最後の方の空中ナイアガラです。

 こちらも最後のほうです。

ちなみに自宅から撮影された方のファイナルステージがこれです
自宅でこれが楽しめるのはなんともうらやましい限りですが、観覧席でご覧頂くのとは大きな違いがあるのがおわかりいただけるかと思います。
もっと大きい玉を上げる花火会場ならいろんな楽しみ方があるのですが、伊豆の国に花火では、観覧席か、(韮山長岡の花火なら)古奈地区の旅館からご覧頂くのがよろしいかと思います。

伊豆長岡温泉戦国花火大会(8月4日)

戦国花火大会 第1幕
これは・・・・真横から撮っていますね。
この方がどこからお撮りになっているかわかりませんが、ちなみに
千歳橋の上は、観覧できません。
もし千歳橋で観覧するとこのように横に最大9カ所の打ち上げを真横から見ることになり、味気なくなってしまうのです。

戦国花火大会 第2幕(デジタルスターマイン)~第4幕
なぜか音なしです。ただ、アップロードした方のコメントで、「伊豆で一番力が入っている大会」というお言葉を頂きました。ありがとうございます。

実は・・・このうちの第2幕なのですが、あまりに豪華すぎて遠方で見ていた方はこれでファイナルだと思って帰ってしまった方がいるとのことでした。
時間の無い方は5分40秒くらいから数十秒見ていただければどんな花火大会かおわかり頂けるかと思います。
(6分10秒くらいからの小型煙火はちょっと長い(くどい(^^;))ような気も・・・)
7分ちょうどくらいからごらんになるとおわかり頂けますが、フレームに収まりきれません。上で開く花火を撮ろうとすると下でいろいろやっているのが入りきらない。
そして7分39秒くらいから・・・・
圧巻です。
すいません。確かにこれでは(遠くで見ている人は)これがエンディングと間違えて帰ってしまう人がいてもおかしくありません。
この日は、風があまりなく、煙が滞留したため、第2幕と第3幕の間に少し間を置いたのです。近場の人はアナウンスを聞いてわかっているのですが、遠くから見ている人には「終わったかな」と思われてもおかしくないかもしれません。

そのまま最終章、第3幕へ。8分26秒くらいに早打ち単発から始まりました。
この時は音楽に合わせずあえて無音。
この無音の単発上げで、ちょっと凝った芸術玉を上げてます。

で、11分30秒からのやつはおもしろいですね。いわゆるトルネードじゃないんだけど、扇状に斜め打ち。
12分00秒のところで無音部分が終わり、(この動画だと音は聞こえませんが実際は)ここからトゥーランドットが流れます。
で、この動画で言うと、13分00秒のところで(たぶん)はじめて金冠菊(開いた後、金色の、長ーく尾を引く線が広がっていく花火)が開いて、て・・・・
13分40秒くらいから、どんどん上がっていってますね。
14分過ぎに一瞬止まったかのように思えたので焦りました!(たぶんここは上がるべきものが上がってない気がする・・・・これは予定通り?!でもちょっと不自然)
14分11秒から、ガンガン打ち上がります。
(ちなみにこの間わずか10秒ですが、花火打上の10秒はめちゃくちゃ長いです)
で・・・・
この動画で言う15分00秒くらいが予定通りのエンディングでした。
その後の小型煙火(右側にあがっているやつ)は何なのか?!
終わってからその真相を知ることができました。
(これは予定していた演出ではありません)



第3幕(こちらは音付)

今年の最終章がいつもと違うのが、この出だしの部分。
知ってる人は「最後に空中ナイアガラに繋がる」ことをわかっていて、作り手もそれを匂わす作り方をしてたのですが、今年は、意表を突いた独立した構成になっていました。

前半最後の部分、例の扇状に玉を打ち上げ、、
3分47秒大扇で前半を終えます。(すごーい、という歓声が入ってますね)
で、そこから後半。音楽が入ります。
ファイナルステージはトゥーランドット。数年前、今のような全ステージプログラミング花火になる前にもエンディングで使った曲です。

4分54秒のところで金冠菊がではじめました。
こうやって改めてみると、このカムロ菊、最初のうちは先が変色するやつ上げてるんですね。
で、6分03秒から本気モード。
で、すいません、6分58秒からあとは・・・・・お察しください。

というわけで、現在youtubeにアップロードされている動画をいくつか勝手に紹介させて頂きました。
今後も気がついたら追加していきます。
ちなみに沼津の夏祭りは、こちらの動画のような感じです。
来場者数が伊豆の国のこの2つの大会のちょうど10倍にあたりますが、いかにも「夏祭り」という雰囲気の花火です。浴衣を着て花火の上がる夜空を見上げながらそぞろ歩きするにはちょうどいい具合。伊豆の国の花火は映画を見るように「さて見るぞ」と目の前に座り込んで見ることでもっともその良さを味わうことができる作りになっています。
狭い会場で行われる小さな花火大会ではありますが、その会場でできる限りの工夫を凝らして打ち上げています。
来年も多分開催日は8月3日、4日。ぜひお越し下さい。
それではまた。