ねじれ国会で混乱している。何も動かない感じだ。

自民党も民主党も党内ではいろいろな意見があるのだろう。相手の政党の意見に本音では賛成している議員も多いと思う。


日本では議院内閣制をしいているからだろうか。政党内の党議拘束がきつい。アメリカでは議員は拘束は良心に従って投票するので党議拘束されない。大統領候補のヒラリーがイラク開戦に賛同したということで今になって非難されているのは、同じ民主党のオバマが反対したからだ。


議員は選挙で選ばれている。そして、その選挙は政党のマニフェストまたは公約で争われるものだろう。従って、そのマニフェストに書かれていることは党議拘束されるのは当然だ。しかしながら、その他の事項は党議拘束する必要はないはずだ。党議拘束するような重要な事項は、もともとマニフェストに書かれるべきものだからだ。

その意味で、日銀副総裁の同意で造反した民主党議員は非難されるべきではない。人事案件は党議拘束されるようなものではないからだ。