キアヌ リーブス出演(主演ではない)のサスペンス。相棒を殺された刑事(キアヌ)が真相を究明しようと調査をしていくと,相棒の悪行があぶりだされてきてしまう。遺族年金も出なくなるかもしれないから調査を打ち切るように言われてしまうのだが・・・。

 

今回はネタバレありで。

 

まず,オープニングで,イサベルという女が地下鉄でヒールを折ってしまい,大きすぎる指輪をなくしてしまう+得体のしれない白い人が空中浮揚したのを目撃する場面があるのだが,そこで「実はファンタジー的要素のある作品なのかな」と思いながら観てたら最後に種明かし的なのが出て,これが納得できない。

 

オチは

「実は地下鉄でイサベルは男に暴行されたのだが,記憶を改竄していた」

というもので。

 

何と言うかな,この見せ方は卑怯と言うか,ルール違反と思う。

記憶が改竄されたというのなら,そこを飛ばして前後だけにするとか,証言の形で出すべきだろう。いきなり冒頭の場面が改竄された記憶ってのは悪い意味での不意打ち。映画の文法的なものを破ってるだけだと思う。だから「騙された!」とはならず,「なんだよそれ・・・」と呆れる結果になってしまった。

 

キアヌも実は主演ではなく,同時進行するいくつかのストーリーのメインと言う程度。

 

いろんな(悪い)意味で騙されたという感じの作品。

 

決して面白くないわけではないが,オチがあまりにもショボい(あれがイイと思う人もいるのかも知れないけどほとんどいないと思う)のでおすすめしない。/(σsσ)\


キアヌ リーブスは,ジョン・ウィックという作品が最近当たったと聞いているので近々観てみたいと思う。

あと,イサベルを演じたアナ デ アルマスはかなり綺麗な人なので今後人気出るかも。

 

 

(4/10点)