投票を促す意味で一票が重いという発言が目立ちます。重くもあり軽くもありというのが正解でしょうが、今回は重いということに偏る真面目系の方への提言です。
軽い軽いんだけど、天秤の法則とでもいいましょうか、既得権益の組織票がほとんど何も考えず投票をし、投票をお願いする。
一方組織票もなにもない人が投票を放棄すればするほど、組織票側の天秤が重くなるのです。あなたの一票が軽いと感じても放棄する人が増えると、格差が増える世の中を容認しているのです。
そういった意味で団体戦で考えると重いと言えるでしょう。
真面目に重いよ重いよというばかりでは、政治無関心の人には響きません。少し長くなりますが変化球での解説が必要かと思います。
特に党議拘束のある現在の政党政治では、政党の独裁度が高く投票放棄は天秤の法則において非常に問題です。
投票放棄して政治に文句を言うことは、賢いとはいえません。
賢い国民が増えると、組織票側のマスコミや大企業とそこから献金を受ける多くの御用政治家はこまるので与党ほど投票しようという発言が少ないですね。
自民党が与党であろうと民進党が与党であろうと、政策実行する政治家は既得権益側の官僚を使いこなす意味で発言が制限されてしまうのです。
なので自民党がー民進党がーという思考だけで政治を見ることは辞めましょう。投票率50%社会が長く続くと、既得権益の力が強くなりすぎて比較的善良な政治家も官僚や大企業の手前言いたいことも言えないのです。
そういう社会を作った政治家や官僚も問題ですが、仕事仕事と政治関心を放棄した戦後世代の皆様も改心スべきものです。もちろんマスコミの愚民誘導ステマなんてもってのほか。