男のジブリ飯 ~千と千尋の神隠し篇~ その9 | 男のジブリ飯。

男のジブリ飯 ~千と千尋の神隠し篇~ その9

【男のジブリ飯ルール】
●その1:ジブリ作品に出てくる食事は自らつくり、自ら食すプロジェクトである.
●その2:料理をする際は、他の「ジブリ飯」サイトの前例を参照しない。

●その3:その食事を作るときに、その料理のレシピは、参照してもよい。

●その4:作中のキャラクターが口にするもの、口にするであろうものは、全て作る。

●その5:架空の食材が登場した場合には、それに近しいものに代用。



更新頻度上げるよ!

って言ったにも関わらず、この体たらく。


さすが、もじぱっぷクオリティ。



いやー ウカツに更新頻度を上げる宣言なんてするもんじゃないですね。


しかもこんな師走に。


そんな仕事忙しいわけでもないけど。



言い訳はしません!


特にないですし!


サボってただけですし!




まぁ、ウダウダ言っててもしょうがないので、

さっそく今回のジブリ飯と参りましょう。





ちなみにですが、カオナシの暴食は完全に後回しにすることにしました。


だってぇー 作ってる時間(と気力)ないんだもぉーん。











坊(と言っても中身は頭三体)がお菓子をバクバク食べているとこです。


1枚目は、ほぼ食べきったあとなのですが、

カスや缶を見てみると、おそらく「クッキー」かな?と思います。


2枚目は、判断が実に難しいですが、形状から推察するに

「ポップコーン」じゃないかと。キャラメル味の。


3枚目は、見たまんまですね。チョコレートの詰め合わせ。





最後は、湯ばーばのレモンティ。

顔こわいですねー。



坊の回りの箱たちもきっとお菓子が入っているんでしょうけど、

そこまで全部あげていったらキリがないので、


上で挙げた3つ(クッキー、ポップコーン、チョコ)とレモンティにしたいと思います。




すんなり決まったネ☆ミ



…と、思いたいのですが、

正直このまま作るのもツマランのではないかと。



クッキーなんて、もう何回目だって話ですし、


ポップコーンも前回やったことある。


カカオなんて手配できないからチョコなんて買うしかない。




うーん、とってもつまらない画になりそう。





って、ことで考えました。




これらの材料を使って、




キャラスイーツ




を作ろうと。





過去にはキャラ弁の経験もあるもじぱっぷ。


ここは、そのキャリアを活かして、キャラスイーツに挑戦してみるべきではないか。


そう思うに至ったのです。





過去作ったのは、


・サツキとメイの家(となりのトトロより)

・乙事主 通常Ver&タタリ神Ver (もののけ姫より)


の2作品。




前回のおっこと主様はすこぶる評判が悪かったのでね、


今回はもっと親しみのあるフレンドリーなキャラを選びたいと思います。



「あんなん作る人の嫁にはいけないわ」なんて言われた日には、

親や姉たちに顔向けできません。




ということで、がんばりました。





さっそく完成物からご覧くださいませ!








【注意】

※今回のブログは食べ物で遊んでおります。作ったものはすべて食しておりますが、

食べ物で遊ぶことで拒否反応がある方は、以降の閲覧はご遠慮ください。














それでは、どうぞ!











もうお分かりですね?




そうです、今回のキャラは




巨神兵




です。







どうぞ、他のショットもご覧下さい。






逆サイドから。





真上から。







顔アップ。







どうです、このつぶらな瞳! ちまっとした手! 大きなおくち!



もう、かわいすぎてかわいすぎて。






僕は、彼を 巨神兵たん と呼んで、ゆるキャラとして応募しようかと思います。

ジブリには無断で。 勝手に。






当初の完成形とはだいぶイメージもかけ離れていますが、


これはこれでアリ、と思っています。



なにより、かわいいでしょう? ねぇ? そうでしょう? …ねぇ?




破壊の象徴としてあんなに恐れられていた巨神兵ですが、

僕の手にかかれば、ここまでキュートになるのです。



そんな僕は現在お嫁さん募集中です\(^0^)/






では、彼がどのようにして生まれたのか、ご覧いただきましょう。





Let's cooking!




素材は、クッキーとチョコとポップコーン。




体の組成部分でクッキー生地を使おう。




まずはタマゴ。こちら1個を溶きます。





クッキーミックスに同封されていたショートニングをお湯で溶かします。




溶いたタマゴにショートニングを加え、






ミックス粉を入れて、形になるまでこねます。




まとまってくればOK。


ここまでは通常のクッキーを作るのと同じ要領です。




さてここからですよ!



まずは、この生地を使って、巨神兵たんの体を形作ります。






耐熱容器に、ダイナミックに…!


…と思ったんですけど、手を作った段階で大きすぎ、

生地を使いすぎ、ということに気づき、あえなく残念。



もっと規模を縮小します。






クッキーの生地がですね、思いの外ゆるゆるで、

思うような形作りができません…。



がんばって作られたのがコチラ。








で、コイツを固めるためにオーブンへ。





続いて、体を覆うドロドロのやつを表現するために、

チョコを使おうと思います。



ただ、彼の体は赤く、普通のチョコではそれが表現できません。







なので、使用するのはホワイトチョコ。


うちには「食紅」という秘密(でもない)兵器がありますので、

それで赤く染色します。





ホワイトチョコを2枚ほど湯煎して溶かします。





溶けるとこのような感じ。


これだとちょっととろみが足りないので、水分を足します。





秘密兵器、食紅。





こちらをホワイトチョコに混ぜます。



うーん、ひどい色。笑




これが巨神兵たんの表皮(?)となります。







クッキーが焼きあがったので、取り出します。







できあがりがこちら…





というのは実は嘘で、クッキー生地が熱を持ってドロドロになってしまい形を保てなかったので、


改めて小麦粉を水だけで固めたもので再度形作りました。笑



クッキーはクッキーで、作り直しておいしくいただきました。

無駄に食ってるから最近「太ったね」ってよく言われるんだよ! うるせぇよ!







キバはどうしたものかと思いましたが、ここはミックスナッツで。


とりあえず全部お菓子で作りたいですよね。


すでに体はお菓子じゃないですが。






うん、キバっぽーい!





そしてついに、体に表皮(?)をかけてあげる瞬間が来ました!
















巨神兵の「ドロドロ感」がより表現できてる感じがしますね。笑



ちなみに、口許の色をご覧になるお分かりになるかもしれませんが、

やや白色となっていますが、


僕、これで初めて知ったんですけどね、

食紅って、水じゃないと溶けないっぽいんですよねー。


チョコレートのとろみを加えるためにサラダ油を入れたんですが、

(チョコと分離しないかと危惧したので)


そこに食紅足しても、全然赤くならなかったわけですよ。



んで、おっかしーなーと思って、ためしにちょっと水入れたら


入れたところから急に赤くなって。



ふっしぎだなー! 科学だなー! って!




って、どうでもいいですね。


みなさんはこんなもの(!)作らないでしょうし。







ちなみにつぶらな瞳はこちらのグミを使用しております。









んで、ポップコーンのことすっかり忘れてまして。


すでに大部分が完成しつつある中で、

ポップコーンをどう使ったもんかと。




苦肉の策で、








この、溶けたからだの表現になったわけです。


雰囲気出てる? 言われなきゃわかんない? だよねー。






さぁ、この巨神兵たんを作ったはいいものの、


ちゃんと食べなきゃいけません。




ここまで食紅をガンガン使ったものが果たして体にいいのか分かりかねます(いいわけない)が、


でも、食べなきゃいけません。





実食です。









ギィエエエエエエエエエッッッッッッ!!!




思いっきり顔の真ん中から包丁入れました。







切り取ったとこ。








切り取られたとこ。





無理やり切り取って指が赤く染まっています。


嗚呼、体に悪そう。






では、いただきます。







うん、おいしい。






まぁ、使ってるもんがそんなに悪いわけじゃないしね。



生地も、かったーいクッキーを食べてる感じだけど、

チョコで味ついてるし、グミの味もあるし。




おいしいよ巨神兵たんおいしいよ!





さすがに一度に全部食べるのは僕の体が心配でしたので、


何日かにわけて食べさせていただきました。




ごちそうさま。 巨神兵たん。






カオナシ暴食は、次の次に展開します!





引き続き、お楽しみに~






【あとがき】



忘れてた。





レモンティでほっと一息。