断捨離という程のこともないけれど~思い出編~ | 泉ゆうこのブログ

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さて、思い出編です。

ずばり、卒業アルバム、サイン帳、手紙など。

 


卒業アルバム。


正直言うと…別にいらない。

わざわざ開く機会もないし、場所とるし。


でも卒業アルバムを捨てるという行為に罪悪感があり保管。


ただ、いずれ終活する時には

これを最初に捨てるだろうなと思ったねー汗


 

サイン帳。

 

今の時代、繋がる人は繋がるし

そんなアイテムを出してまで

無理に誰かを懐かしむ必要はない。

 

でも捨てる前に やっぱりちょっと読み返しちゃいました。


中学卒業時のサイン帳


みんなの文面から、私は中学生の頃好きな人を聞かれると

「フミヤさん」と言っていたことを思い出した。

アイタタタタ。


でも大人になってから

フミヤさんに会えたんだよ〜照れ

ノリさんにも会えたんだよ〜お願い



※『木梨憲武展』で買ったブックマーク。


ある女の子から私へのメッセージで

唐突に「いっぱい嫌がらせしてもうたわ」

と書かれているのを発見!


名前を見ると、数年前に同級生の中で

「図々しくて下品なおばさんになっている」

と話題になっていた人だった。

 

嫌がらせをされた記憶もないし

私は今の彼女も見ていないけれど 思わず

「なるほど。」とつぶやいた。


言葉は簡単に時空を超える。


優しくて上品なおばあちゃんになってね…。


しかし、今の子はサイン帳って何か分かるのかな。



続いて手紙です。



これぞ「エアメール」な手紙を複数枚発見!


アルバイト先で出会い、帰国後もしばらく文通?していた

ネパール人の友人からの手紙だった。


当時「ネパールに遊びに来て」という言葉に

応えられないことが辛くなり

私の方から疎遠にしてしまった。



最後の手紙には

「あなたが言うように、ネパール王族殺人事件は、

王太子が犯人ではなく、だれかの陰謀ではないかと

多くの国民が思っています。」という様な事が書かれていた。

…どんな会話しとんねんねー汗

 


「ネパールに来たらここに電話して」

自宅と事務所の電話番号が書いてあった。


今の私なら、彼を頼りにネパール 一人旅をしているかもしれない。

もちろん、コロナがなかったとして。


改めて読み返してみると

彼は裕福な家の人だったんだなと思った。


20年前の私には「留学生は苦学生だ」という先入観があったことに気づいた。



世界は年齢と共に広くなる。

彼が今もネパールで元気でいますように。



 アフリカ大陸を一人で横断中だった友人からのハガキもあった。


嬉しい言葉が並ぶ、素敵な青空写真の絵ハガキ。

手に持つと今でも嬉しい気持ちになった。



その他、手の込んだバースデーカードや

手紙がたくさんあった。


若い頃は誕生日がここまでめでたかったのかと笑ってしまった。

 


心のこもったファンレターもたくさんあった。


「付き合ってください」という手紙に同封された名刺を見て

「今すぐ、電話してみたら?と母が笑った。

 


それにしても、手紙なんて

ずいぶん処分していたつもりだったのに


まだこんなに残っていたのか。


私は自分が書いた手紙は 読んだら捨てて欲しい。


手紙はその時の自分から出たもの。

「排せつ物を保管されているような気分」になりますえー?汗


相手に敬意があればこそ!


お礼を言いながら 全部処分 致しましたニコ



亡くなった親友からの手紙は捨て難かったけれど


私は彼女の美しい字が大好きだった。


内容を邪魔しない、優しい美文字。


その筆圧までもが目に焼き付いている。


思い出はモノにではなく 心にある。



でも、ホントのこと言うと


亡くなる直前に届いた彼女からの年賀状は捨てられずにいる。


それは 捨てなくてもいいかな、と思っている。