去年、国指定の重要無形民俗文化財に指定された大津祭。
なんと13基の曳山 全てに、からくり仕掛けがあるのです
猩々山(しょうじょうやま)のからくりは能楽の「猩々」から。
大杯でお酒を飲む猩々がの顔色にご注目。
拍手喝さいっっ
江戸時代に造られた曳山のからくりに
テクノロジーにまみれた現代の人たちが大興奮…
これってスゴイことだと思います。
曳山全て個性があって、
説明書きを読みながら見ていると
もうオーディションの審査員になった気分
(急に上から目線)
からくりとしては…元田さん、ごめんなさい。
個人的にはこの「湯立山」が好きです
お囃子も明るくて、からくりは楽しげ。
なんか観てると自然に笑顔になっちゃう。
なんかちょっと じーーーーん として
泣きそうにもなるんですよ〜
からくり、動画も上がってます。
もちろん生で観た方が感動しますが…
あっ、こちらが元田さんの地元・西宮蛭子山〜
えびすさんが鯛を釣り上げ、拍手喝さい
確かに これもいいんですよね〜
この大きさですから。
こちらは「西行桜狸山」の曳山展示場。
おくどさんが印象的な古民家で
京町家のうなぎの寝床、のような雰囲気
街歩きするのがこれまた楽しい。
あっっっ。ちま吉くんの「ちま吉センター」
賑わってました〜
こちらでは、大津絵の展示
江戸時代、日本画は庶民の手には届かない高級品でした。
無名の画家たちがもっと気楽に楽しめるように
大衆向けに描いた大津絵。
お土産物としても大人気になったそう。
この芸術は、その歴史と文化と共に
今も受け継がれ 愛されています
ちなみに、曳山だけではなく御神輿も出ます。
見るからに重そうーーーな御神輿
お祭りは男の人のもの…というイメージが定着している私の前に
胸に響く太鼓の音色を届けてくれた女の子がいました。
たった一人の女の子。
誰と話すわけでもなく、黙々と叩く姿が
勇ましかったすごー。
神馬だーっっっ
この時点でもう4時間以上立ちっぱなし、
歩きっぱなしの私…
そろそろ大阪に戻ろうかな〜と思いながらも
お昼休憩のために正午から続々集まる曳山たちを
迎えずにはいられないっっっ
中央通りに順番に帰ってくる曳山、
その全てに命があるように感じました。
きっと色んな人の気持ちが乗っかってるから
魂が宿ってるんじゃないかって。
あ、神様が宿ってるのか?謎。
2時間弱かけて やっと全部の曳山が揃うわけです。
飽きてしまったのか、小学生の低学年くらいの男の子が両親に
「もうっっっまだ来るやんっ」
「もうっっっっまだまだ来るやんっっっ。
はよ帰ろうやっっっ」
と、ずーーーーっと怒鳴り散らしてて
私は個人的にその光景にハマってしまい
笑いが止まりませんでした
子供は目線が低いし、きっと13基全部
同じに見えちゃって飽きるんだろうな〜。
大人になったらきっとこの日のことも、
幸せな家族の思い出として
話したりするんだろうな〜
大津祭旅行、大満喫しちゃいました
この後、大阪に帰って来てた小川真由ちゃんと
久々に再会で、ご飯を食べたのですが
一緒にいる間、私にはずーーーーっと
祭囃子が聞こえてました…。
耳鳴りが完全なる祭囃子。
びっくりした〜
いや、真由ちゃんの方がびっくりしてたかも