私は、どちらかと言えば、
プライドは高くない方だと思います。
そのくせ、私は頭が硬くて、
おかしいと思った事には、
納得したふりや、媚びる事も出来ません。
だけど、ちゃんと納得してしまえば、
喜んで自分の信念を変えます。
プライドは、自分の成長の邪魔をする。
自信は、努力の中で得られる大切なご褒美。
自信は、前に進むために必要な動力でもあります。
自信を持ちたいから、反省して、努力する。
私にとって、自信は欲しいけど、
プライドはあまり意味のないものです。
福島原発の建屋の外で
放射性物質に汚染された水の存在が
大量に認められました。
あるテレビ番組で、原子力の専門家の先生が
この件についてのお話をされていました。
その方の見地からの説明が続く中、キャスターの方が一言・・・
「フランスには、この汚染された水に対しての
プロフェッショナルの方たちがいらっしゃるとの事ですが・・・」
途端、私にはその先生が、
ムッとされた様に見えました。
私は「他国の力を借りられるかもしれない」
という事に光を見ましたが、
その先生は即座に、
汚染された水については、
そこまで切羽詰まっていない、
もっと他に重要な事がある、
という様なことをおっしゃいました。
専門的な事はわかりません。
ただ、
現場で働く方、尽力されている全ての方たち、
被災された方、心配している私たち、
フランスはもちろん、世界中の人々、
全てに対して失礼だと感じました。
プライドと誇りは違う。
今の日本にプライドはいらない。
何が大切で、何が必要なのか、
プライドではなく、誇りを持って見つめ、
選択して欲しいと願います。
自分の無力さに肩を落としながら、
日々、こんな事を考えています。
私にもあればいいのに、
アインシュタインみたいな・・・
ワシントンみたいな・・・
ビルゲイツみたいな・・・
坂本龍馬みたいな・・・
いやいや、ナイチンゲールみたいな・・・
とあげていくと、偉大な先人たちと
その才能の多さに驚かされます。
私には何の才能もないけど、
せめて考える葦の一つではいたいです。