どうもうちの息子はアスペルガー症候群らしい…。
考えれば思い当たる節が沢山ある。
子供の頃に天体…、つまり宇宙には何があるかとっても知りたがって5,6歳の時に高校生、大学生レベルの本を読んで理解していた。
各惑星やそれぞれの月の大きさ、地球からの距離はもちろん、惑星の成分や特徴などなど事細かく知り尽くして、「この子、天才!」なんて思っていた。でも、今思えば、あれも異常だったのかな~。
小さい時から、家でギャー、ギャー騒ぐことはなく、おとなしい子供だったけど、一人っ子と言うこともあるし、私が家で仕事をしているから、家では静かにするように教えられていたからだと思った。
人を話をする時にはあまり、人の顔をみない(私の顔だけはちゃんとみるけど)けど、それはシャイだからだと思ってた。

でも、数か月前「人の感情がわからない」と自分から言ってきた。
それに異常な頻度で起こる忘れ物…。 アスペルガーについていろいろ調べたら、当てはまる症状が多かった。
でも、皮肉が通じないとか、言われた言葉通りの事しか理解できないと言うのは該当しない。
彼は冗談も言うし、皮肉も冗談ぽく言うし、言葉の裏の意味もそれなりに理解している…と、言うことはきっと軽いアスペルガーなのかも。

今までも学校で自閉症のテストを受けたことがあるけど、数回受けてどれも境界線で異常なしと言われた。でも、その気があるってくらいなのだろう。
実は去年、数学を飛び級したのに、宿題を忘れすぎて落第…つまり、元のクラスに戻ることにした。
子供って残酷で、元のクラスメートに「落第、落第」とからかわれたらしいけど、かれのスゴイところは「気にしない」ところだ。
「飛び級したけど、自分の学年のクラスに戻っただけで、全然勉強は遅れているわけじゃないから、いいでしょ」…。
う~ん、確かにからかわれても傷つかないのは嬉しいけど、落第しちゃったのに気にしないって言うのもどうかと…。
それもアスペルガーの特徴なんだろうか…?

アメリカは14歳で高校生になる。カンタはいつもながら忘れ物が多い。アスペルガーの人は記憶力は驚くほどいいんだけれど、「これと、これと、これを持っていく」と頭で記憶が出来ない。だから、リストを作ってチェックしないとすぐ忘れる。それで、口をすっぱくしてリストを作るように言ったけど、さすが思春期の男の子、「そんなの必要ない」と拒否。「じゃあ、いいわよ、2つ忘れ物したら、リストを作ってよ」と言った次の日、既に忘れ物が2つ。 あれこれ、言い合いになって、事実を話すことにした。「あなたは、どうやらアスペルガーらしいの。だから、リストを使わないと覚えられないし。それは努力が足りないとか、集中力がたりないとかじゃなくて、脳がそういう風になっていて、あなたのせいじゃないの」と言ったら、悲しそうに泣き出した。あ~、言わない方がよかったのかな? 私もつらい…。

翌朝、「知っていたんだったら、どうしてもっと早く言ってくれなかったの。言ってくれたら、ママの言うとおりにリストを使ったのに」。
そうだね~、本当にその通りかも。 でも自分がアスペルガーと言われたら私だったら大ショックかも…。
でも、ほとんどのアスペルガーの人達は診断されると安心するらしい。 ひとつは自分の行動がおかしいと言われ続けた原因がわかったのと、もうひとつは自分の努力とは関係ない原因だったとわかるかららしい。
まあ、自分でも納得して私の言うとおりに症状をカバーするように積極的になってくれた事が嬉しい。
アスペルガーの特有なのかわからないけど、彼はものすご~~~~~く、素直だ。
理論立てて説明して納得すれば、もし自分が間違っていた場合はすぐに改める。
例え、言い合いになったとしても、数時間後に頭を冷やして自分から謝ってくる。
時には私が悪い時もあるのに、言い合いになったことに対して謝ってこられると、母として情けなくなったりする。
まあ、この辺は良くできた息子で、出来の悪い母を補うかのような行動をとって下さる。

神様は絶対に失敗をしない完璧な方なのだ。
息子がアスペルガーに生まれてきた理由は私達にはわからないけど、必ず大きな目的や理由があっての事。
きっと、これが本人または世の中の益になるはずと確信して、これからの対処法を考えて行こうっと。