幼い頃、両親からあまり愛されなかったと感じる記憶を
心の傷として抱えている人はそこそこいると思います。
その傷が元凶で現在も自分自身を無条件で愛せないケースは多々あるでしょう。
 
 
 
でも「愛される」と言う範疇(はんちゅう)を
もっと拡大して感じてみて欲しいのです。
 
 
 

 

 

 
 
 
 
朝日が暖かくあなたを包む時、
太陽はあなたを愛しているから暖めるのです。
 
 
 
 
夜露に濡れた草花が輝く時、
夜露も草花も、
あなたに愛していることを輝きで知らせているのです。
 
 
 
 
道端で虫が鳴いているその音色、
虫たちはあなたの心に愛しみを届けたくて
ずっとずっと鳴いているのです。
 
 
 
 
遠くのケヤキの木が風にそよぐ時、
ケヤキと風はあなたに
「愛しているよ」と伝えたくて手を振っているのです。
 
 
 
 
小鳥たちが無邪気に飛び立つ時、
小鳥たちはあなたを愛しているから
元気を与えたくて彼らの活気を見せています。
 
 
 
 

 

 

 

 

 

どっしりとした大地は
巨大なパワーを足元から昇らせることで、
あなたを根底から支えるのです。
大地は巨大な愛をあなたに与えたいのです。
 
 
 
 
せせらぎはあなたを愛しているから
浄化と癒しを与えたくてたまらないのです。
 
 
 
 
先祖の「祖霊」はあなたを無条件に愛しているから
常に危険や危機から守り、
あなたが幸せになる人々を繋ぎます。
 
 
 
 
ペットたちはあなたを愛しているから
足元に擦り寄り、
あなたの涙を拭おうとしています。
 
 
 
 

 

 

 
 
花の蕾が開く時・・・
波が打ち寄せる時・・・
 
 
 
 
書いていたらキリがありません。
世界の全てがあなたを愛し、
あなたを愛しむために、
何かを与えようと絶えず努力しています。
 
 
 
なぜでしょう?
 
 
 
創造主は全てのものを愛し、
その創造主はあなたの中に宿っています。
 
 
 
 
そしてそこから愛を発散しているから、
世界はその愛に応え、あなたを愛するのです。
あなたの認識が有るか無いかは関係ありません。

 

 
 
愛は世界とあなたとの間で絶えず循環しているのですから。
 
 

 

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あなたがどんな人か、何をしているか、
何ができていないか、何が課題かは全くは関係ありません。
 
 
 
 
世界と宇宙は無条件にあなたの全存在を愛し、
その愛を受け取って欲しいと願っています。
 
 
 
 
たとえあなたがそれに気付いていなくとも、
世界は途切れなく愛の奔流を続けています。
 
 
 
 
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壮大な愛を完全に認識し意識的に受け取ることができたら、

人は「誰かに愛されないと自分は幸せになれない」と言う

極めて狭い観念から解放されると思います。

 
 
 
幼い頃、
両親に愛されたとは感じられなかったとしても、
現在のパートナーに愛されていると感じられないとしても、
それが事実であるか否かはさておき、
 
 
 
それ以外の世界と宇宙の壮大な想いが
あなたを包み、育み、エールしていると言う、
 
 
 
”壮大な愛の抱擁”に気付いて欲しいと思います。
それが私の願いであり祈りです。
 
 

 

 

それではまた。