こんにちわ。
雨が続きますね。
けれど、日照不足でもモリモリ元気なのが
「草むら!!」
(・∀・)
この時期の暴草は皆に嫌われ、
厄介がられ、草刈機で刈られて行きます。
土地の保有者にとって、
草刈りは長時間の体力仕事で利益還元もありません。
しかも暴草していると、
「あそこのうちはみっともない」と言われます。
耕作放棄地では何も栽培していなくとも
トラクターで土をかき混ぜ、
草の繁茂を抑えるのが田舎の常識。
とにかく繁殖力が強く、
刈っても刈っても生えてきて
そのうち農薬という毒薬を撒かれたりする
嫌われ者の草むらです。
でも、草が地球上になければ
木も発生できませんでした。
林も森もできませんでした。
動植物の多くが草の恩恵を受けています。
その上、
草は太陽エネルギーの固形物なのです。
太陽の光エネルギーは物質体ではないため
触ることも掴むこともできません。
でもそのエネルギーが地上に届き、
土と水に出会った時、
草が生まれます。
草は太陽エネルギーが物質化した固形物なのですよ。
そして固形となった光エネルギーを
草食動物たちは食べて成長します。
巨大な牛のボディも太陽エネルギーが固化した「草」からできています。
さらに草の恩恵は他にもあります。
〈草を使う利点〉
1
生えてくる強烈な草たちを草マルチで抑え
野菜成長を優遇できる
2
豪雨や強烈な日光から土を守ることができる
3
適度な保温性と保湿性を持つ
4
ゆっくりと分解され来季の堆肥となる
5
太陽エネルギーを畑に蓄えられる
6
見た目がナチュラルで訪れた人を癒してくれる
7
無尽蔵に生えてきて無料。
そして草刈りすると喜ばれる
ということで、ウタマロ!
草の勢いが絶好調の今、
無限に伸びてくる草たちが欲しい!
(普通の人と逆のニーズ)
(・∀・)
カモーン!草たち!!
自分の畑に草をモリモリに入れたいわけです。
スベリヒユは移植しました。
ところが小さな鎌のしゃがみ姿勢では作業は効率も悪くしんどい。
かと言って・・・草刈機は無理すぎる。
でも!
ノロノロしてたら梅雨が明けてしまうし、
そしたら草は堅くなる上、
作業のできない炎天下になってしまう。
とにかくみずみずしくやわらかい草を大量に刈って敷き詰めるのは今!!!
そうこうしていたら「立ち鎌」というものを知った。
立ったまま使える長柄の鎌。
刃物の「向き」が平地でも土手でも使えないと困るため
その筋に詳しい「たねとり自給生活」youtuberさんに相談。
すると「刃がきちんと研げるかが重要です」
・・・との鋭い指摘。
私はネット購入はやめ、
店頭に行って実際に手に取り、
良さそうな品を選んだものの、
「研ぎ」をどうすればいいのか悩んだ。
そうこうしていると・・・
売り場横の従業員用ドアが開き、
男性が出てきた。
私がすかさず
「立ち鎌と研ぎ」について相談すると、
驚いたことに、彼は私が購入しようとしている品の営業マンで
「新潟県三条市から月2回だけここに来ているんです」
・・・とのこと。
タイムリーすぎるっ!!
(≧∀≦)
・・・ってことで、
使い方やらレクチャーしてもらった挙句、
「研ぎ」はその会社に依頼可能だとわかった。
私が鎌を売り場に預けておけば、
その営業マンが来た際にピックアップして持ち帰り、
職人に見積もりを出し、
金額を私に連絡してくれるとのこと。
で、金額を了承すれば研ぎを施工し、
彼が八ヶ岳まで持ち帰ってくれるという。
往復の送料はなし。
よほど高くても品代より高くなることはないと。
どのみち使うのは春から夏だけ。
毎年秋にメンテに出せばいいなと。
こうして私は自分が望むツールを手に入れ、
「刃物を研ぐ」という高いハードルをクリアできた。
さぁ!初めての「立ち鎌」
どうなる農ガールウタマロ!!
(≧∀≦)
「シャキーーーン!?」
草は邪魔者ではありません。
惑星地球を育み、
全力で地球の表皮を守る守護者です。
私たちはその恩恵を念頭において野草を尊重し、
可能な形で有効利用させていただきましょう。
区画を10センチの草ふとんで覆った状態。
小さなオクラの苗を草マルチで保護。
「草は貴重な収穫物」
これから浸透する概念だと思います。
そしてとうとう昨日の朝、
「立ち鎌デビュー」いたしました。
その動画をお届けして終わります。
【野草収穫と立ち鎌初体験!】
2:35