「職場に感情を持ち込むな」という
上司の呪縛から解かれて、
感情に意識を向けるために
小説を読むようになりました。
そんな「感じる読書」で
出会った本を紹介していきます。
「成瀬は天下を取りに行く」
宮島未奈著
新潮社
本屋大賞を受賞した話題の本です。
普段だったらあまり手に取らないような本なのですが、
本屋大賞の候補になっていた「水車小屋のネネ」が
とても気に入っていたので、
その「ライバル」と勝手に思っていた私は、
気になってはいました。
でも、表紙を見ると青春小説?というイメージで、
あまり興味がもてない…とも感じていました。
そんな時、日頃から頼りにしているコラムニストの
堀井憲一郎氏の
『成瀬は天下を取りにいく』はなぜ本屋大賞を取れたのか 他の9作品と決定的に違っていたところ(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース
を読んで、「これは読んでみなくては」と決めて、
書店に買いに行きました。
楽しくて、爽やかな気持ちになります。
読み終わってしまったことが、残念で、
すぐに続編の
「成瀬は信じた道を行く」を
買いに行きました。
家人にも勧めて、家でも感想を交換して、
盛り上がっています。
続編も楽しみですし、
小説の舞台になっている滋賀県の膳所に行ったり、
琵琶湖のミシガンクルーズに乗船したり、
してみたいな、と思ってます。