CC協会の勉強会やセミナーでは、
リレー方式でロープレを行うことが多いです。
リレー方式のロープレって、何?
と思う方もいらっしゃると思います。
クライアント役の1人の話を
4人のカウンセラー役が、1人10分ずつ、
聴いていきます。
クライアント役は、話したい話、聴いてもらいたい話を
40分通して話していきますが、
カウンセラー役は10分聴いたら交代して、
交代したカウンセラー役は、続きから話を伺います。
2人目以降のカウンセラー役は、
最初にそれまでの簡単な要約をします。
話の内容や、その日のメンバーによって、
流動的ではありますが、
順番による流れはこんな感じです。
1人目は、話の概要を伺います。
2人目は、大切なポイントを見極めるために
より広く深く伺います。
3人目は、話の構図を見立てて、
話の落としどころを探りつつ、伺います。
4人目は、クライアント役が得るところのある終盤に向けて
話を伺います。
ロープレの後は、
1人目から順番に
「うまくいったこと、うまくいかなかったこと」等の
振り返りをして、
最後にはクライアント役の方の感想も伺います。
この方式の良いところは、
色々な人のカウンセリングを見られることです。
とても勉強になり、得るところが多いです。
また、クライアント役の方の感想を
教えてもらえることも、
とても貴重です。