早池峰山の西に、尾根伝いに
鶏頭山(標高1,445m)がある。
日曜日5時起き、前日の終日会議で
疲れていたが、天気予報では午前中は
いけそうだったので、決行。
7時岳村落登り口より、スタート。
先週の和賀岳10時間の足の痛みを
再発しないよう、慎重にゆっくり行く。
登山記録簿には、昨日1名、本日
自分のみであったので、熊避けに
ラジオ、笛、熊鈴の完全防御。
9時14分ニセ鶏頭に到着するが、
この岩の塊を越えて行くのに、
鉄梯子の連続、絶壁、携帯圏外と、
落ちたらどうしようの感あり、緊張。
誰とも会わない山の恐怖を味わう。
9時58分、鶏頭山山頂にて、後から
一人やって来た人を待つ。盛岡からで、 ニセ鶏頭から見た鶏頭山
年間20山ほどこなすそうで、鶏頭山は
3回目とのこと。下山ルートの七折の滝は
急坂で迂回するため時間かかるとのことで、
来た道を引き返すことにした。
何しろ、その方の温度計ではゼロ度を
指していた。フリースに合羽まで着て、
丁度いい感じでした。
12時28分下山完了。途端に雨が降り出し、
下山中にあった、2組4人はどうしているか。
ニセ鶏頭から鶏頭山までの周辺は紅葉が
見事で、行った甲斐はありましたが、
孤独を通り越して孤立の世界に山行も
甘くないことを教えられました。