教員時代、


学級担任として


教科担任として


特別支援学級担任として


特別支援コーディネーターとして


『特別支援』に関わってきました。


その中でいつも気になっていたのが、


『うちの子は支援学級の生徒だから…  』


『うちの子は○○障がいだから…  』


という言葉です。


なんとなくその後に、


『(だから)○○できない。』


と思い込んでしまっているような。


そんな気がしていました。


それは保護者さんだけじゃなく


結構先生たちが


そう思い込んでいることもあります。


でも、それは少しちがうと思うのです。


例えば


『支援学級の生徒は「数学」ができない?』


そんなことはありません。


めちゃくちゃ「数学」ができる子もいるし、


「数学」が苦手な子でも


時間をかければちゃんと理解できたりします。


『わかる』と子どもたちって


嬉しいんですよね。


特に数学は、


わかると自信になるみたいです照れ


そういう子どもたちを


たくさん見てきました。


子どもの力ってすごいんですよね~爆笑


こちらの勝手な予想を


余裕で越えてきたりします!


だから、ちゃんと『できる』のです。




それなのに、もし先生が


『できない』と思いながら


授業をしていたらどうなるでしょう。


『できない』という決めつけが


授業の内容に制限をかけてしまい、


本当は『できる』かもしれないことに


挑戦させる機会を逃してしまう。


それは子どもの可能性を


狭めてしまうと思うのです。










特別支援学級は


『特別な支援を必要とする子どもたち』


のための学級です。


つまり


特別な支援が必要なだけで、


適切な支援があれば


みんな同じように理解することができる


同じハードルを越せるのです。


『支援学級だから』


『○○障がいがあるから』


という理由で、


始めからハードルを下げてあげることが


特別な支援ではないと思います。


もちろん


何回やってもハードルを越せなくて


子どもが苦しそうなのに、


いつまでもハードルを下げないで


「頑張れ!頑張れ!」というのも


ちがいますよね。


チャレンジしてみて越せないときは、


一度ハードルを下げてから


少しずつ上げていくのもひとつです。


たとえ目標までいかなくても、


少しでも「できること」が増えたら


それも素晴らしい成長です。


特別支援学級は本来、


『できることを増やす場』だと思っています。


でも、実際はそうなっていない学校が


あるのも事実です。


それは


先生や学校の問題もあるかもしれませんが、


もっと大きな仕組みの問題でもあります。


だから、仕組みが変わるのを待つよりも


子どもの『できる』を信じる。


そして『できる』に向かっての


サポートや方法一緒に考える。


それは特別支援教育だけでなく


教育全般にも


子育てにも


そしてコーチングにも


必要なことだと思います。


子どもの可能性は無限大。


私たち大人が視点を少し変えるだけで、


ぐんぐん伸びていきます。


子どもの『できる』に向かって


できることを探っていきませんか?


🟡ペアレンツコーチング(強み×コーチング)についてもっと知りたい!という方はコチラ↓↓

🟠「体験コーチング」はこちらからお問い合わせください!(Menu →お問い合わせ)




学童の先生方の研修会で

お話させていただきました!


約20名の先生方の

想いと笑顔があふれる会でした!

素敵な感想をいただいております!

◎強みにフォーカスを当てるということは、子どもに対してだけではなく、大人同士でも大切なことだと思います。何気ない会話の中にもその人の強みが隠されているということに気づかされました。

◎日々の子どもたちとの関わりを思い返してみると、ついつい注意することが多くなってしまっているなと反省しました。大人の視点で見てしまいがちですが、子どもの立場に立って考えるということを忘れてはいけないなと改めて感じました。

◎自分ではダメだと思っている部分も、実は良いところなんだと認識することができた。

◎一人ひとりには個性があり、どの人にも強みがある。自分が無意識にしていることでも「それが強みなんだね。」「それが仕事に活かされているんだね。」と言ってもらえると、認めてもらったのだなと嬉しくなった。

◎子どもたちとの一つひとつの関わりを大切に"強み"を見つけていきたいと思います。また見つけておしまいにするのではなく、言葉にして伝えたいと思いました。

◎もっともっと子ども達の強みを引き出し、声に出して伝えることで、子どもにやる気を持たせていけるようにしたいと思った。勿論、周囲の人たちにもそのように接していこうと思う。

◎一人ひとりを丁寧にみることに今回の話はつながるなと思いました。その子の存在を認める。まずやってみようと思います!