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子どもたちの笑顔のために、毎日を頑張っているお母さんや女性を応援し続けるコーチ関向いずみ です。
















「 先生、RADWIMPSの『正解』って曲



 知ってる? どう思います? 」





昔、生徒にこんな質問をされたことがあります。



ちなみに私、この曲が大好きです。


私は数学を教えていたので、



『答えのある問いばかり』を勉強して、



意味あるんですか?



そういうつもりで聞いてくれたんだと思います。



そのとき、私は次のように答えました。



「世の中に出たら



本当に『答えのない問いばかり』で



自分なりの答えを自分で



探していかなきゃならない。



そのために



今は『答えのある問い』ばかり



かもしれないけど、



社会に出る練習をしているんだよ。」



今でもそう思っています。













大人になると、



毎日が『答えのない問いばかり』です。



しかも、その問いの答えは



誰かが教えてくれるわけではありません。



自分で考えて



自分で決めていかなくてはなりません。



大人になって何十年も経ちますが



いつもすごくこわいです。



学校では先生が



『答え』を教えてくれたのに



大人になったら誰も教えてくれません。



子育ても、いまだに何が正解かわかりません。



でも最近になって



「答えが『自分の外』にあると思うから



こわいのかもしれない」



と思うようになりました。



『正解』が外にある、



『正解』は自分以外の人が決める



と思ってしまうのは、



確かに今の学校や社会による



弊害かもしれません。



どこかで



「○がもらえるようにならなければならない。」



と思っている自分がいます。



「選ばれるような人間に



ならなければならない。」



と思い込んできた自分がいます。



でも、『正解』は自分の中にあっていい。



『正解』は自分で決めていいのです。



だから、そのためにあきらめずに考えて



『自分なりの正解』をみつける。



そして、勇気を持って決断する。



その繰り返しなのかなと思います。



その『考え、判断する』ということを



助けてくれるのが数学という教科だと



私は今も信じています。



答えが大切なのではなく



まずは『答えのある問い』に取り組む過程が



ものすごく大切です。



その経験が



『答えのない問い』に取り組む自分を



支えてくれます。



なかなか伝わりづらいのですが(笑)。