旅。
11月後半は仕事旅が多かった。
大阪、山梨、伊豆…。
体調さえ問題なければ(気をつければ)、
旅から旅へはちっとも嫌じゃない。
むしろ旅好きとしてはうれしい。
移動は車より、飛行機より、新幹線が好き。
学生の頃、福岡への帰省は必ず新幹線だったからかな。
窓の向こうで飛んで行く景色に
まだ知らない、いろんな土地の風情を感じて
見ていて飽きなかった。
特に夜の広島の海辺の工場地帯は
白い電灯が建物の端々に数多の星のようにライトアップされて
とってもキレイ。
無機的なのにどこかセンチメンタル。
地元にあと一息、という期待感も入り混じり、
日頃は味わえない独特な気持ちになる。
こちらは先日、大阪帰りに新幹線の車窓から見た富士山。
訳もなく好きなもの、ありがたく思うものの一つ。
なのになぜか、いつもうっかり見そびれてしまう。
今回は前の席の人の携帯のカメラのシャッター音で
ピンときて、私もあわててパシャリ!
高いフェンスとフェンスの切れ間から瞬間のぞいた
まだ雪の少ない富士山をとらえられた。
久しぶりの再会を喜ぶ友のような、
神様に会ったようなありがたい気持ちになったり、
やっぱり富士は特別な山だなぁ。
そういえば、東京タワーも
懐かしい気持ちに似た、特別な感覚になる。
ビルとビルの隙間にあの赤い姿が見えると、
胸の辺りがじわじわ温まってくるよう。
上京してかれこれ20年近くの月日が経とうとしている。
地元にいた時間を、東京での時間が越えようとしている。
東京のランドマークをみて高揚するのは
まだまだ私がおのぼりさんだからなのか、
ずいぶん東京っ子になった証なのか…。
福岡に帰ると言っていた10年前。
この頃では、新幹線の車窓から、
あの、赤く、温かい光を放つタワーが見えると、
東京に帰ってきたんだと安堵する自分がいる。
旅から戻るころ、
日頃は見えることのない
今の自分の姿がみえてくるのかも知れない。
大阪、山梨、伊豆…。
体調さえ問題なければ(気をつければ)、
旅から旅へはちっとも嫌じゃない。
むしろ旅好きとしてはうれしい。
移動は車より、飛行機より、新幹線が好き。
学生の頃、福岡への帰省は必ず新幹線だったからかな。
窓の向こうで飛んで行く景色に
まだ知らない、いろんな土地の風情を感じて
見ていて飽きなかった。
特に夜の広島の海辺の工場地帯は
白い電灯が建物の端々に数多の星のようにライトアップされて
とってもキレイ。
無機的なのにどこかセンチメンタル。
地元にあと一息、という期待感も入り混じり、
日頃は味わえない独特な気持ちになる。
こちらは先日、大阪帰りに新幹線の車窓から見た富士山。
訳もなく好きなもの、ありがたく思うものの一つ。
なのになぜか、いつもうっかり見そびれてしまう。
今回は前の席の人の携帯のカメラのシャッター音で
ピンときて、私もあわててパシャリ!
高いフェンスとフェンスの切れ間から瞬間のぞいた
まだ雪の少ない富士山をとらえられた。
久しぶりの再会を喜ぶ友のような、
神様に会ったようなありがたい気持ちになったり、
やっぱり富士は特別な山だなぁ。
そういえば、東京タワーも
懐かしい気持ちに似た、特別な感覚になる。
ビルとビルの隙間にあの赤い姿が見えると、
胸の辺りがじわじわ温まってくるよう。
上京してかれこれ20年近くの月日が経とうとしている。
地元にいた時間を、東京での時間が越えようとしている。
東京のランドマークをみて高揚するのは
まだまだ私がおのぼりさんだからなのか、
ずいぶん東京っ子になった証なのか…。
福岡に帰ると言っていた10年前。
この頃では、新幹線の車窓から、
あの、赤く、温かい光を放つタワーが見えると、
東京に帰ってきたんだと安堵する自分がいる。
旅から戻るころ、
日頃は見えることのない
今の自分の姿がみえてくるのかも知れない。