いい音楽はいい女を育てる  | 岡田いずみのブログ

いい音楽はいい女を育てる 

何年前かな?

水にことばをかけると
そのことばの振動(波動?)に応じてカタチが変わる
という写真集をみた

うろ覚えだけど、確か
「ありがとう」はとてもキレイな色とカタチなのに対して
「死ね」は濁っていてカタチもグチャグチャ

科学的な真偽のほどはわからないけど
温度で蒸気になったり、氷になったり
水って環境に影響されるもの
こういう発想はおもしろいなぁ
そう思った


人は90%が水でできている


となれば
振動、ことばをつたえる
音楽も人に影響するのでは?


あるカメラマンの撮影では
いつもステキな音楽が流れていて
モデルさんや女優さんが気持ちをグッと入れていく
導線をつくってくれているよう


美しいライティングの中
ドラマティックなリズムにゆだねて
ポーズする彼女たちは
いつもはどこかに息をひそめている“何か”が
ふっと浮かび上がってくる

これがオーラが輝き出した瞬間
その表情が何とも言えず、綺麗。


もしかしたら
いい女をオーラのような雰囲気のあるひと
と定義するなら
その音楽(の世界)の住人のような
独特なリズムを持っている風情のあるひとのこと
なのかもしれない


よく考えると
女性の美しさってカタチだけではない
その人ならではの個性、
声、動くスピード、オーラ、色っぽさ
そういう目に見えるほどにはわかりやすくないけれど
実は深くこころに響く美しさもある

だけど、
何をすれば身につけられるというものではないし
自分で具体的に結果が見えることも
なかなかないようにも思う


これは仮説段階だけど
いい音楽に浸ることで
その世界と同じ雰囲気、間、みたいなものが
培われるのかもと思う
降り積もるようにいいリズムがこころや体に刻まれ
いつのまにかカタチのない美しさが
香りのように立ち上ってくる・・・
なんとなくそんな気がする


だとしたら
ファイターがリングに入場するときに気分を盛り上げる
テーマソングをかけるように
映画で俳優のいい表情、演技をさらに盛り上げる
テーマソングがあるように
身に纏いたい雰囲気のある音楽を探して
自分のテーマソングにするのも
そのオーラが色濃くなっていいのかもしれない



最近またそのカメラマンとお仕事する機会があった
美しいライティング、そしていい音楽
いつもより密度の高い、雰囲気のある美しさを引き出していた

終了後はちゃっかり私好みのいい音楽を教えてもらって
帰宅後早速Amazonで購入した



Veckatimest [解説・歌詞対訳付 / ボーナストラック収録 / 国内盤] (BRC228)/Grizzly Bear

¥2,200
Amazon.co.jp

早く通して聴いてみたい






O(オー)/ダミアン・ライス

¥2,580
Amazon.co.jp

これは以前教えてもらったもの
the blower's daughterが好き




こちらは内田也哉子さんがボーカルをつとめるバンド
sighboatの最新アルバム
私は彼女のはじめての本、ペーパームービーからのファンで
自分の速度で他の誰のものでもない自分の道を
愛おしむようにかみしめるような足取りで歩む生き方が好き
飾らないのに神々しく癒しのオーラに溢れたミューズ
昨年実際にお会いしてからはその素直で、でも奥深い
ひとことひとことに、そのオーラに、グッと引き込まれて
いい女ってこういうひとのことと感じ入った


marvel/sighboat

¥2,625
Amazon.co.jp



素敵な小説のように
そっと秘密にしたいような
大切なひとと分かち合いたいような
そんな一枚
深く、でも遊びのあることば、癒しの声、
美しい映画をみてるような音楽
ぜひ、浸って欲しい




音楽は何にもない空間が
美しく埋まっていくところも魅力のひとつ
どんな場所にいても
その世界に浸っていられる
もしかしたら苦痛でしかない満員電車の中でさえ
音楽の力があれば
美しくなれる時間なのかもしれない