マーケティングとは、
知覚をめぐる戦いであって、
商品をめぐる戦いではないのだ。



「多くの人がマーケティングとは商品の戦いであると考えている。
長い目で見れば結局、最良の商品が勝利するのだと。
マーケティングの担当者はもっぱらリサーチをし、
事実を把握することに没頭している。
彼らは真理が我が方にあることを確認するために状況を分析する。
そして自分たちの商品こそベストであり、ベストの商品が最後には
勝つとの満々たる自信を抱いて市場での戦いに挑む。
こうした考えは幻想である。
客観的な現実というものは存在しないし、事実というものも存在しない。
ベストの商品などありっこないのだ。
マーケティングの世界に存在するのは、ただ、顧客や見込客の心の中に
ある知覚だけである。
知覚こそ現実であり、その他のものはすべて幻想である。」


商品よりも、心の方が優先される。
マーケティングにおいて重要なのは、人々は、実態云々よりも、
心に入り込んだ最初の商品を優れた商品であると知覚するのだ。
どこの商品にも機能性には然程の差はない。
心のツボに刺さったブランドが優位性を保てるのでしょう。

メーカーではない今の職場。
商品開発を管轄しない自分の領域において大事な法則である。



ブランドとは思い出の小箱だ。
ブランドマーケティングは病みつきになる。