ここ数日は3月上旬並みの気温と暖かく作業が捗ります
エンジン作業は多いので順次作業中、こちらの前回下したエンジンは分解し各部検証
既にターボやカムが交換されエンジンもチューンされてるので、ガスケット抜けの主原因ヘッドの歪み修正や圧縮比の変更等、進めて行きます
こちらは、初めてバラしたスバルのEN07エンジン、4気筒で構造も一般的なヘッドと違うので慎重に確認しながらヘッドを車両から取り外し
このエンジンあるあるらしいバルブ欠損が原因で圧縮不良、既に対策バルブに交換されてるけど再発してるので根本的な原因は他に有りそうです
こちらはゼロヨン仕様のカプチーノ、大きめのF5タービンにブースト200kPa掛けて約180psとパワーは充分!
しかし最近軽自動車タイムが拮抗してるようでコンマ数秒の鎬を削るレース展開が多いく、もう少しパワーが欲しいとの御要望、なので400M走る事だけを前提にブーストを上げマージンを削る方向でセッティング
外気温6℃、ブースト227kPaで220psで完成
こちらも同じ極寒時にセッティングした、「も。ファク」さんのタイムアタック専用マシーン
セントラルサーキットと筑波で開催されるタイムアタック用に今回、現車セッティング
懸念要素はペラペラなブロックシリンダー強度...前に割れた時よりは0.05ミリ厚みを確保してるけど、それでも薄すぎる...
最終、ブースト308kPaでジェット出力292ps TCF1.15で335ps、
これにターボラグを改善する為にNOSを使用したのが赤のラインで
馬力は同じ
スズキの安いF6純正ピストンなのに1個当たり83ps受け止めても壊れない事に驚くが...
是非、いい結果を残して欲しいですね!!(^^