「anti aging」という言葉が流行りだして、もう何年経ったでしょうか。日本語にすると、「抗加齢」とか、「抗老化」になります。2003年には、なんと「抗加齢学会」なんてものも発足しているんですよ、実は。(正確には、抗加齢医学会が2003年に抗加齢学会に改組されました)
企業に勤めていた時、実はこの「抗加齢」に関しては、商品化や研究にかなり関わっていたんです。関わっていたんだけど、私の中ではちょっとね、引っかかっていたんですよ。
だって、動物である以上、年をとるのは当たり前なわけで。それに「逆らう」のは、なんか違うよなって。
とはいえ、若々しく健康でいたいという願いは、わたしにもあります。あるけれど、年をとった自分を否定したくもない。そんな中で出会った言葉が、「well aging」でした。
「anti」じゃなく、「well」。いい感じで年を重ねましょう、ということ。
まさしく抗加齢医学会での、医師の発表内容だったと思うんですけど、この言葉はすごくしっくりきて、大好きになりました。抗うのではなくて、一緒に歩んでいく。そんなふわっと感を感じて。
だって、「抗加齢」って言ってたら、年齢が自分の敵になっちゃうから。
だから、それからは「anti aging」するのではなく、「well aging」を心がけています。無理して逆らうのではなく、年を重ねながら、その時の自分の肌や体が喜ぶケアをする。
そのこともあって、わたしはスキンケアが大好きなんです。手をかければかけるほど、ちゃんと答えてくれるから。だからブログにも、スキンケアのことを書いています。ヘナのインストラクターになりたい、そう思ったのもその流れ。
無理して若作りするのではなく、その時の自分に似合ったものを身につけたい。もちろん似合うのであれば、プチプラでも、若者の好みがちなブランドでもOK!!ポイントは、自分の心が踊るかどうかと、自分に沿っているかどうか。
おこで誤解して欲しくないのは、レーザー治療や美容整形を否定しているわけではありません。わたしもエステ大好きだし、レーザーでシミをとったことだってありますもん。
ただ、その時のマインドとして、「年を取りたくない」という恐怖感で必死になってやるのか、「綺麗になりたい」気持ちで、ワクワクと取り組むのかが大事だと思っています。
美人になりたいとかではなく(いや、そりゃあなれたら嬉しいけどww)、自分の魅力を引き出すための、美しさ。それがスキンケアであったり、おしゃれであったりするのではないかなと思っています。
そして、自分の中に満足できるものや、好きなものが増えれば、その分だけ心に余裕ができる。子どもが不登校中なら余計に、心が落ち着かない毎日の中で、自分の肌や体が喜ぶことをしてあげてほしい。
ママこそ自分のために少しだけでも手間をかけて、「自分の好きな美しさ」を追求して、より良く年を重ねていってほしいなあ、と思っています。
とはいえ、わたしもついつい夜更かしや深酒をしちゃうので、体を喜ばせるために、そこは折り合いをつけていかなきゃいけないなと感じる今日この頃。笑
<余談>
ところで、年齢を気にしてない風な主張をする人ほど、年を聞いたら熱弁されるように感じるのは、気のせいでしょうか・・・・。
「年なんてただの記号だから!」「年なんてみんなとるんだから!」「年をとることなんて怖くないんですよ!」とか。いや、単に年齢聞いただけやがな。笑
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