わたしの地域の公立学校は、今日から新学期。かねてから、「2学期は行きたい」と話していた次男。実はこの2週間くらい、とても頑張っていました。

 

 

 

「脳は変化を恐れるから、僕を学校に行かせないようにしている。だから、脳を少しずつだまそうと思う」と行って、朝起きたら制服に着替えて、学校のカバンに教科書を詰めて、玄関のドアを開ける、というチャレンジをしていたんです。毎日。

 

 

 

起きるのは決して早くないけど、ひょいひょいと起きて着替えて玄関まで行く姿に、「これは、ほんまにひょいっといけるかもしれん」と思う姿でした。

 

 

 

それもあり、ずっと放置していた夏の制服の裾あげをしたのは昨日。

 

 

 

ところが、物事はそう簡単にいかないこともある。夜になって、「・・・・すっごく行きたい気持ちと、行きたくない気持ちが半々になってきた・・・」と、ぼそりと呟いた次男。「なんでやろ?」と水を向けてみたら、「脳がやっぱり、僕を学校に行かせようとしない」と。

 

 

 

ああ、こりゃあ無理っぽいわと思いつつ、「手伝えることは、ある?」と聞いてみました。「じゃあ、7時になっても起きてこなかったら、起こして」という答え。そのあと、高校生のお友達とオンラインゲームをしに、自室に戻っていきました。これが21時くらいのこと。

 

 

 

本来なら、本当に登校するなら、早めに寝た方がいいんでしょうが、きっといろんな気持ちが渦巻いて、なんとかして気を紛らわす必要があるのかもしれないので。とりあえず放っといて本を読んでいたら、気がついたら24時。日付が変わって、やっとお風呂に入るためにリビングに降りてきました。

 

 

わたしは先に寝たので、次男がいつ寝たのかは知りませんが・・・・。夜中に目が覚めた時に、2階で物音が聞こえていたので、かなり遅くまで起きていた様子です。

 

 

 

と、いうことで、新学期の本日。いちおう7時に起こしましたが、起きれませんでした!!

 

 

 

「休んだら?」と声をかけると、「休むか・・・・遅刻して行くか・・・・・ちょっと考えるわ・・・・・頭痛いし・・・・」だそうです。いやいや、これもう、遅刻も無理やろ。笑

 

 

 

きっとここ数日、色々考えて心は疲れたと思います。行けなかったけれど2学期になったから、「新学期から行けるかな」と悩むことからは解放されたんじゃないかな。ゆっくり眠れ〜〜〜。

 

 

 

と、いうわけで。もしかしたら登校できるかなって思ったけれど、おうちにいます。学校に行きたい次男。でも行けない次男。「脳が変化を恐れている」のもあると思うけど、わたしはそれよりも、やっぱり学校という場所は、次男にとってしんどいんだと思います。本人はそんなことないと言うけれど。

 

 

本当はしんどいから、体が次男を守ろうとして、登校を拒否しているんじゃないかなって思います。

 

 

 

不登校から7年目。やっと、ユニークな自分を取り戻してきた次男。新しい中学の同級生もいい子たちっぽいし、先生も良い先生だから、できれば行かせてやりたいけれど、残念ながら、きっと根っこのところが次男に合わない。学校という空間が。

 

 

1日でも早く、子どもたちから学びの場を奪わなくて済むような世の中になって欲しいと、切に思います。

 

 

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