「ママが自分を大切にする」の提案のひとつとして、先日からスキンケアのことを書いています。

 

 

ところが。ひょんなことから、この行動が脳科学的にも根拠があることを知りました。今日はその話を簡単にご紹介。

 

 

 

命が誕生する時に、まず受精卵ができることは、みなさんご存知だと思います。

 

 

受精卵ができて、細胞分裂が始まって、人間なら人間の形になっていくんだけど・・・。

 

 

実は受精卵が出来たあとで、その細胞が「外胚葉・中胚葉・内胚葉」に別れるんです。そこから、それぞれの器官や臓器が出来あがっていくの。

 

 

この途中の段階で、何かが作られなかったり、くっついたりすると、先天的に足がなかったり、心臓に穴が空いていたり、指がくっついていたりするわけ。いわゆる、「催奇形性」ですね。

 

 

余談ですが、「催奇形性のある薬」というのは、この胎児の「器官形成期」に悪さをしちゃうお薬のことです。なので、逆に言えば、「器官形成期」じゃなければ、催奇形性のリスクは少ないと言えます。ま、絶対じゃないので、飲んでもいいかって聞かれると、「やめといて」って言いますが。^^;

 

 

 

相談として多いのは、妊娠初期、に風邪かと思って抗生物質を飲んじゃった、どうしようって相談ですね。ほとんどが器官形成期に入っていないのと、頓服なので、心配しなくても大丈夫ですよ、ってお伝えします。ストレスも妊婦さんには良くないのでね。

 

 

話が逸れましたが、受精卵の後に「外胚葉・中胚葉・内胚葉」に別れた後、色々な器官に分かれます。これを「分化」と言います。

 

 

そしてなんと、皮膚と脳は、同じ「外胚葉」から出来るんですよ。ルーツが同じなの。

 

 

もっと具体的には、「皮膚、神経系、感覚器」が、外胚葉から出来ていきます。「感覚器」は、味覚や聴覚の器官ですね。「脳を喜ばせるために、感覚を大事にする」ことも、とっても理にかなっているんです。

 

 

 

「自分を喜ばせるために、自分の感覚を大事にする」ことも、とっても大事。でも、「感覚ってなに?」「なにを味わっても、心が動かない」ってこともあると思います。そんな時は、もうひとつの外胚葉から分化した器官、「お肌」を大事にすることが、やっぱり自分を取り戻していくステップになるんだなってことが、改めて実感しました。

 

 

今日も自分のお肌、大事にしてあげましょう。時間がなくても、そっと頰に手を当てて、今の状態を感じるだけでも十分ですよ〜。

 

 

 

・・・・ちなみにこの発生学の話、学生の時に習ったわ。笑

めずらしく成績が良かった講義だったのに、すっかり忘れてた。ま、人間なんて、こんなもんwww

 

 

【関連記事】

スキンケアのお話

 

 

 

にほんブログ村 子育てブログ 不登校・ひきこもり育児へ  にほんブログ村 子育てブログ HSC(人一倍敏感な子)育児へ  にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ
 

個別相談については、こちらをお読みください。

 

 

<陽の公式ライン>
  

 

ひまわり不登校の道案内サイト「未来地図」

 運営スタッフをしています。

 

 

アメンバー申請について →