こんにちは。
ちょっと今日は、長男のお薬事情を。
長男の診断名は、自閉症スペクトラム。
小学3年生の時に診断されました。
彼の一番のしんどさは癇癪。
想像もつかない破壊行動を、物にも人にもしてしまって、
もちろんされた方も大変だけど、
本人もね、やったらあかんって分かってるから、しんどくて。
なんとか感情をコントロールできるようにって、
お薬のサポートも使っています。
子供への薬、特に精神科の薬は賛否両論あるけれど、
私は上手に使えば良いと思っている派なのでね。
そして、今長男が使ってるのは、
・メラトベル
・エビリファイ
・ビバンセ
の3種類。
効果のほどは?
気になる効果のほどやけど、
私の肌感覚をご紹介。
・メラトベル
これは眠りやすくなるお薬。
赤ちゃんの頃から睡眠障害があった長男は、ほんまに寝つきが悪くてね
実はこのお薬、治験で参加したんです。
長男は、割と効果を感じて、眠りやすくなったし、眠りも深くなったみたい。
睡眠の質が悪いと、イライラしやすくて癇癪おこしやすくなる悪循環だし、
脳が疲れやすい発達障害の子には、睡眠はほんまに重要で。
主成分はメラトニンで、海外じゃあサプリメントにもなってるくらい、
安全性も高いものなので、そこも安心。
・エビリファイ
これは、怒りのコントロールや、不安感の解消のため。
聞いてるかどうかは・・・ぶっちゃけよく分からん
ただ、ひどい癇癪の頻度が少なくなってるので、飲まんよりは飲んだ方がええ・・・かな?って感じ
そんなに強いお薬でもないし、まあ飲んでみるか、って感じね
・ビバンセ
飲んでいる中で一番強いのがこれ。
去年やったか一昨年やったか、承認されたばかり。
発達障害は、脳内の神経伝達物質の産生が少なかったり、
バランスが悪いことによって、色々と不都合なことが起きます。
長男の場合、「興味がないものに対して全然集中できない」のも、その一つ。
興味がないことを頑張るって、みんなしんどいけど、
やってるうちに、集中するのを助けるホルモンとかが
少しずつ出てきて、頑張れるようになるもんなのね、本来は。
その量がめちゃくちゃ少ないから、本人の気力ではどうしようもないわけ。
その物質を、直接補うことができるお薬。
さて、これを飲みだしてどうやったか、
私が見ている感じだと、なんとなく、いろんなことに
集中しやすくなったかな、って感じてました。
ただ正直、思ったほどの効果はない感じはしてた。
なんですけど、長男曰く、
「飲んでたら、◯にたいって気持ちになりにくいみたい。
だから忘れずに飲むようにしなきゃね」
だそうです
希死念慮があるのは知ってたけど、
私が思ってたより、結構頻繁に出てたのか〜。
それは・・・しんどかろうなあ。
そういう気持ちも、神経伝達物質のバランスで、出てくることがわかってます。
うつ病の人はね、病気でそれらの物質が作られなくなった状態だから。
うつ病の時に私が飲んでいた「セディール」も、
そのうち長男に追加してもいいかも、と、主治医と相談しています。
今の主治医は、弱いお薬を組み合わせて、
ええ感じでバランスを取っていく方針。
けっこう調整めんどくさいと思うねんけど(笑)、
コツコツやってくれますわ。
お薬は、飲めばすぐ効く魔法の道具では、決してありません。
でも、上手にサポートしてもらうツールとして、
うまいこと付き合っていけばいいと思っています
注:今回の事例は、あくまでもうちの場合です。全員に同じ効果があるわけではもちろんありませんので、ご注意ください。
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