長い目で見る
こんにちは。
本日長男、無事に単位認定試験受けてきました。
さてさて、昨日のブログの補足ですがね、
いくら境界線を引いても、長男と夫がやり合ってるのを見るのは、
めっっっっっちゃ嫌です
修行僧じゃないんでね、そりゃー嫌やで
でも、それをする前は、とにかく長男と夫の間に入って、
必死でお互いをとりなそうとしてて。
それでも完全に落ち着かせることはできないから、
結局長男は荒れて、それのケアもめっちゃ大変やし、
暴れる長男を見て不安定になる次男のケアも大変やし、
長男に対して文句を言う夫には超イラつくし、
なんなら◯んでくれとまで思うし、
今の100倍くらい大変でした。
きっかけはやっぱり次男の不登校ではあるけれども、
長男も不登校になり、相当精神が荒れていた頃、
不登校になる前後くらいから受けていたカウンセリングで、
長男のパニックは、夫の前では起こらないことを指摘されたんです。
あ、これは違う、と、私の本能が告げてきました。
まずは、長男が、夫の前でもパニックを起こせるようになることが必要なんじゃないか。
そのために、私のとりなしは、不要なんじゃないか。
同じくらいに、次男に対して、課題の分離を心がけていたので、
それは次男に対してだけじゃないんだと、
夫と長男にも、しっかり線を引くと決めました。
ここで私は、「二人を取りなす」方に力を注ぐ努力をするのではなく、
「何があっても、命の危険を感じない限りは、2人の間に入らない」
方向に努力することを決めました。
努力の方向性を変えたんです。
どっちを選ぼうと、しんどいのに変わりはない。
それならば、目先に表面上うまくいくことよりも、
長い目で見て、将来的に良いのではと思える方を選ぶ。
もともと、私はこう言う考えをする人間なので、そちらを選びました。
それからはもう、努力の連続。
まず、長男がどれだけ子供部屋で暴れても、決して見に行かない。
それこそ通報されるような物音で、部屋のクローゼットに当たりまくったり、
猛獣のような声で叫んでいたりしていても、
決して覗きにいかない。
ただ、希死念慮はあったので、長いもの(ベルとやタオルなど)を、
子供部屋やリビングなど、長男の目につくようなところには置かないとか、
命の意見があるくらいのレベルになっているかどうか、ということは、
ハラハラドキドキしながら、気持ちだけ様子を伺っていました。
そして、夫が長男に対して、どれだけ罵倒しようと、
罵詈雑言を浴びせようと、
決して仲裁しませんでした。
これは、普通の感覚で言えば、ひどい母親かもしれません。
でも、どんな形でもいい、夫に、長男のパニックを、しっかり目撃して欲しかった。
長男にも夫の前で、パニックが起こせるようになって欲しかった。
次第に、長男も、夫の前でパニックを起こせるようになり、
そうしているうちに、夫と長男の2人だけで、解決できるようなりました。
1年以上はかかったのではないでしょうか。
毎日怒っていたわけではないけれど、
騒動が起きている時は、本当に嫌でした。
ただ、もし夫が決定的なことを言ったりしたりした場合、
すぐに離婚届を突きつけて、母子シェルターに入る選択肢は持っていました。
その選択肢があったからこそ、踏みとどまれたと思います。
そうして、まだまだ夫のコントロールは解けないけれど、
今回のように、長男が暴れることなく収まったことで、
あの頃の努力が、少しずつ実を結び始めたように思いました。
そして、あの時は、目の前のドラブルを解決した方が楽なように思っていたけれど、
結局、状態が落ちた息子たちのフォローは、どちらにしろ必要で。
それならば、全く意味のない仲裁に入って疲弊するよりも、
エネルギーを蓄えておいて、それぞれのフォローにしっかり入った方が、
疲弊が少ないことにも気がつきました。
何より、長男と夫がやり合ってる間は、
次男のフォローだけしとけばいいので。
(自分の心のケアもしながら)
そうやって割り切ったら、それまで持っていた、
「いつも私が、気をつけて気をつけて、
大事に傷つけないように息子たちを扱っているのに、
夫が一瞬で全てをぶち壊す」
という気持ちもなくなってました。
私が、息子たちに対して、
「気をつけて気をつけて、大事に傷つけないように扱う」
ということもしなくなったからです。
だから、「いつ、なにに頑張るか」なんだと思います。結局のところ。
ちなみに本日、長男はテストの途中で気分が悪くなったそうです。
私がズームをしていて電話に出れなかったので、
在宅勤務の夫が高校からの電話を受けて、
「気分が悪くなったので、明日か明後日に振り替えにしましょうか?
交通費などもかかるので、申し訳なくて・・・
どうしましょう?」
と言われたから、長男と相談して、長男に自分で判断させたのでいいですよ、って答えといたよ、って言われました。
いつもコントロールしたがる夫が、「長男に自分で決めさせて」と、高校の先生に伝えたことに、まずびっくり!!!
そして・・・・これは私の想像だけど、
長男のパニックやしんどさ、暴言なども、
しっかり夫に見せることができたことで、
長男が訴えた体調の悪さを、
ただのサボりなどではなく、
長男の訴えとして、受け止めることができたような気がしました。
そんな長男ですが、結局先生に話を聞いてもらったらスッキリしたようで、
最後まで頑張ってテストを受けて帰ってきました。笑
難しかったけど、できたよ!
できたってのは、わかったわけじゃなくて、頑張って答えたってことだよ。
だそうです。笑
30点以上で合格らしいので、受かってたらいいね
よく頑張りました
・・・・私もな
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