こんにちは。
今日は、大阪の公立中学校の卒業式です。
長男の中学も、規模を縮小はしたものの、きちんと行われたようで、よかったなと思っています
ママ友で、
大事なのは本人やねんから、親の参加はいらんのちゃう?
と言っていたツワモノもいましたが。笑
(流石に子供に、着てくなかったらちょっと寂しい・・・と言われたらしい)
(いろんな人がいます、ほんまに。笑)
そして本来なら今週いっぱいだった大阪の休校ですが、政府の要請などを見てか、引き続き春休みまでの休校が決まったそうです。
来週、1回だか2回だか、登校日は作るみたいですが。
さらに、うちはもともと引きこもってるし、あんまり関係ないのですが・・・。
2人とも不登校なのでね
さすがに世間の空気がここまで自粛・自粛だと、閉塞感を感じてきました
早くおさまって欲しい
さてさて。
一昨日、長男の修学旅行の件で、学年主任の先生と、支援級の先生で面談をしてきました。
(長男は不参加。学校は結界があって入れないので)
(今での過程は過去記事をご覧ください。「長男」カテゴリーで書いてます)
面談の前に・・・。正門のところで、担任兼部活の顧問に遭遇。
先生、開口一番に、
「こんにちは!部活は結局どうされますか?!」
知らんがな
前にも言った通り、3年生の引退試合とお別れ会が終わったら話し合うから、ちょっと落ち着いて待っててくれ。
んで本題。学年主任との面談。
(担任は不参加なのね・・・)
長男の状況は、民泊のDVDを見て、すっかり行く気になっています。
ただ、今後どうなるかわからないことと、楽観視されても困るので、
できれば行きたい。島の活動が楽しそうなので、民泊も頑張れそうな気持ちに傾いてきている。
程度のテンションでお伝えしております
そして、学年主任と、知らない人の家に泊まることが、本人にとってどれほどストレスになるのかをお伝え。
いくつか質問もあり・・・。
・小学校の修学旅行は?→ホテルなので楽しんで来ました。
・友達の家へのお泊まりは?→何度か行ったことがあります。友達の家は、知らない人の家ではないので大丈夫です。
・もともと場所見知りがある?→見通しを立てることが苦手な特性があるので、知らない場所自体に対して非常にストレスがあります。
そして、中学校の宿泊訓練や、祖父母の家など、今まで泊まった場所や、シチュエーションについて聞かれましたが、
ホテルは「業として泊まる場所」なので、平気であること。
友達の家や祖父母の家は、「知らない人の家」ではないので、平気であること。
をお伝えすると、なんとなくわかってもらえたようです。
さらには、そのような特性が小さい頃からあったため、小学校低学年の頃から、訓練のために子供だけで参加できるキャンプなどにも、折を見て参加させて練習していたことをお伝えすると、
そこまでされてたんですか!!
と、何故か好感触だったので、ワガママで言っているわけではないと、ご理解いただけたのではと思います
ただ、色々と話をしている中で、
「長男くんが出来るように整えて参加するのももちろん良いんだけど、出来れば参加したことで何かを学んで、達成感を得て欲しい」
とおっしゃっていたので、
発達に特性のある子にとって、定形発達の子と同じスケジュールを集団でこなすこと自体が非常に努力が必要で、それだけで本人にとってはチャレンジなんです。
ということは、きっちりお伝えしておきました。
もーーーーこれ、ほんまにそう。
先生たちが忙しいのも、一所懸命してくれてるのも分かるけど・・・。
(そうじゃない先生もいるけど)
自閉症スペクトラムやADHDや・・・。
そういう障害のこと、もう少し勉強してもらえんだろうか。
毎年何人かはおるやろうに
分かりやすいエピソードとして、小学校の修学旅行の時、お買い物の時間で30分の間に4回ほど迷子になったエピソードをお伝えしました。
簡単に言うとですね〜。
とあるお土産物屋さんの商店街で、30分間自由行動がありまして。
事前に、「商店街での班」を決めていました。
当日、その商店街に到着し、班ごとに整列。
では集合は30分後ね、と言われて行動開始。
これ、ほとんどの子が、「あの時決めた商店街の班行動をこれからするんだな」と認識できると思います。
でも、長男は、情報と情報をつなげることに困難があるので、つながらないんです。
「自由行動」という単語だけインプットされて、本当に「自由に」行動をした、と。
その度に班のメンバーが探し回り、「あ、いた!!良かった!!」となっても、本人はきょとん。
その状況から判断するのも苦手なので、なんで探されていたかも分からない。
結果、また自由行動をして、はぐれて、さがされる、という・・・
「例えば整列をした時に、今から班行動です、と言われていたら理解できました」
とお話ししたら、なるほど・・・・と、初めて唸っていました
まあね、このエピソードは本当に想定外で、当時の担任もびっくりしてましたから
(ちなみにその時の反省を生かして、次年度からは、集合する度に「今から班行動です」と説明をするようになったそうな。笑)
そんなこんなで、「普通に行動する」には、常に意識を張り詰めていないと行けないこと、
でも何をどう気をつけていたら良いか分からないので、結局おかしな行動をして、ストレスばかり残って疲れること、
なので、あえてハードルを作らなくても、普通のことがハードルですから。
ということは念押ししておきました。
修学旅行だけではなくて、今後の学校生活において、他の特性のある子との関わりに生かしていってほしいなと思います。
また、学校からの提案として、
「知らない人の家がストレスなら、宿泊先の民家が決まったあとで、その家の人からのビデオレター的なものや、家の写真が事前に見れていたら少しは良いか?」
とのご提案をいただきましたので、それはありがたく頷いておきました
基本的な理解の薄さに疲れることはありますが、具体的な課題を挙げると、こうしてクリアしようとしてくださることは、純粋に有り難いです
さて・・・帰宅後、長男に改めて、
「修学旅行、行くよね?民泊も?」
と聞いたら、
うん、いくいくー。
とかる〜く答えてくれちゃってたので、このテンションが当日まで持ってくれることを祈ります。笑
まずは・・・。修学旅行に向けての自己紹介カードなどの作成を・・・・がんばります・・・
考えただけで・・・疲れる・・・・