とりあえず、手術も終わって、諸々整理できたところで、
手術が終わるまでの流れをまとめようかと思います。
2月末:健康診断
健康診断を受診。
婦人科検診は毎年受けていて、乳腺は、超音波検査にしていました。
3月上旬:クリニックで精密検査
健康診断結果が届き、乳腺外科にて10ミリ程度のしこりがあり、精密検査を受けるようにと書いてありました。
すぐに予約を取り、マンモと超音波検査をしたところ、
生研したほうが良いとのことで、クリニックで細胞診を受けました。
ちなみに、マンモは隠れて見えませんでした。
あと、触った感じは、少し奥まっててわかりにくかったです。
がんがあるとわかってて触れば、確かに少し硬かったけれども、がんのしこりを触る経験なかったら、違和感持つのは難しいと思いました。
私の場合は、健康診断を超音波にしていて、しかも技師さんが見つけてくれてラッキーでした。
婦人科健診も、
超音波は、技師さんによる差が出やすそうだし、
マンモも場所によって映らないから、
両方を隔年で受けるのが良いんだなと思いました。
ちなみに、細胞診は、検査費2万円!
正直、値段はびっくりしましたが、ものの10分程度で終わる検査で、
細胞を取って確認できるのだから、すごいことです。
大げさにでっかい音がするけど、そういう機械だから驚かないで、
と先生に言われた説明の通り、大きな音!でも、言われていたから大丈夫でした。
部分麻酔をかけていると痛さはないし、処方された痛み止めも私は不要でした。
3月末:乳がんの確定診断
細胞診から1週間後、細胞診の結果、乳がんであることが確定。
乳がんの中の種類を調べるため、追加検査が13000円!
仕方ないとはいえ、ポンポンお金が飛ぶなぁという印象でした。
おっぱい無くなりますか?と単刀直入に聞いたら、
がんのタイプや位置を調べないと確定出来ないけれど、
まだ10ミリくらいで小さいし、部分切除でイケる可能性がとても高いよ、と言われました。
また、生活上の注意を聞いたところ、
正直、何もない、とのこと。
食べ物も別にダメなものもないし、お酒も飲みすぎなければOK、
運動はむしろ良いことだから続けて、あと、太るのは良くない。
一番ダメなのは、気にしすぎて、へこんじゃって何もできなくなっちゃうこと!
その説明が、結構私の中でしっくりきて、確定診断を受けても、
ちょっとお酒を飲む頻度を落とすくらいで、日常を元気に過ごせました。
大病には違いないのに、運動を推奨されるのが、不思議な気分でした。
4月上旬:大きな病院へ転院
追加検査の結果は2週間ほどかかるとのことで、
その間に、病院を決める宿題を課されました。
症例数が一定以上あれば、標準医療はどこでも差はないし、
通いやすさとかで病院は選べるとのことで、選び方は信用できる知り合いに相談。
放射線治療をする場合は通い詰めることになるし、
何かトラブルが発生したときにすぐに行けるほうが良いから、
近いのが大事とのアドバイス。結果、それに従って正解でした!
迷ったのは、聖路加国際病院と、東京女子医科大学病院でした。
聖路加は+15分くらい遠いのですが、
乳腺外科の症例が多く、手厚いと聞いたので、候補にしていました。
ただ、実際に足を運んでみたところ、
落ち着いた照明すぎて、外来の待ち時間に編み物できる明るさではない、と言う点が好みではなく、
入院病棟は古いけれども外来病棟は明るい、東京女子医科大学病院にしました。
入院より外来のほうが回数も多いもんなと。
しょうもない理由かもしれませんが、通うわけだし、自分としては後悔はゼロです。
病院を選べるのであれば、行ってみて感覚で決めるのは良い方法でした。
追加検査の結果は、
ルミナールAタイプで、増殖速度は遅いとのことでした。
