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乳がん日記

42歳の健康診断で乳がんが発覚。
治療に関することを記録しています。
2024.03.乳がん10mm告知(ルミナールA)
2024.05.手術(リンパ転移なし・ステージI)
2024.07.放射線治療

とりあえず、手術も終わって、諸々整理できたところで、

手術が終わるまでの流れをまとめようかと思います。

 

2月末:健康診断

健康診断を受診。

婦人科検診は毎年受けていて、乳腺は、超音波検査にしていました。

 

3月上旬:クリニックで精密検査

健康診断結果が届き、乳腺外科にて10ミリ程度のしこりがあり、精密検査を受けるようにと書いてありました。

すぐに予約を取り、マンモと超音波検査をしたところ、

生研したほうが良いとのことで、クリニックで細胞診を受けました。

ちなみに、マンモは隠れて見えませんでした。

あと、触った感じは、少し奥まっててわかりにくかったです。

がんがあるとわかってて触れば、確かに少し硬かったけれども、がんのしこりを触る経験なかったら、違和感持つのは難しいと思いました。

私の場合は、健康診断を超音波にしていて、しかも技師さんが見つけてくれてラッキーでした。

 

婦人科健診も、

超音波は、技師さんによる差が出やすそうだし、

マンモも場所によって映らないから、

両方を隔年で受けるのが良いんだなと思いました。


ちなみに、細胞診は、検査費2万円!

正直、値段はびっくりしましたが、ものの10分程度で終わる検査で、

細胞を取って確認できるのだから、すごいことです。

大げさにでっかい音がするけど、そういう機械だから驚かないで、

と先生に言われた説明の通り、大きな音!でも、言われていたから大丈夫でした。

部分麻酔をかけていると痛さはないし、処方された痛み止めも私は不要でした。

 

3月末:乳がんの確定診断

細胞診から1週間後、細胞診の結果、乳がんであることが確定。

乳がんの中の種類を調べるため、追加検査が13000円!

仕方ないとはいえ、ポンポンお金が飛ぶなぁという印象でした。

 

おっぱい無くなりますか?と単刀直入に聞いたら、

がんのタイプや位置を調べないと確定出来ないけれど、

まだ10ミリくらいで小さいし、部分切除でイケる可能性がとても高いよ、と言われました。


また、生活上の注意を聞いたところ、

正直、何もない、とのこと。

食べ物も別にダメなものもないし、お酒も飲みすぎなければOK、

運動はむしろ良いことだから続けて、あと、太るのは良くない。

一番ダメなのは、気にしすぎて、へこんじゃって何もできなくなっちゃうこと!

その説明が、結構私の中でしっくりきて、確定診断を受けても、

ちょっとお酒を飲む頻度を落とすくらいで、日常を元気に過ごせました。


大病には違いないのに、運動を推奨されるのが、不思議な気分でした。

 

4月上旬:大きな病院へ転院

追加検査の結果は2週間ほどかかるとのことで、

その間に、病院を決める宿題を課されました。

 

症例数が一定以上あれば、標準医療はどこでも差はないし、

通いやすさとかで病院は選べるとのことで、選び方は信用できる知り合いに相談。

 

放射線治療をする場合は通い詰めることになるし、

何かトラブルが発生したときにすぐに行けるほうが良いから、

近いのが大事とのアドバイス。結果、それに従って正解でした!

 

迷ったのは、聖路加国際病院と、東京女子医科大学病院でした。

聖路加は+15分くらい遠いのですが、

乳腺外科の症例が多く、手厚いと聞いたので、候補にしていました。

ただ、実際に足を運んでみたところ、

落ち着いた照明すぎて、外来の待ち時間に編み物できる明るさではない、と言う点が好みではなく、

入院病棟は古いけれども外来病棟は明るい、東京女子医科大学病院にしました。

入院より外来のほうが回数も多いもんなと。

しょうもない理由かもしれませんが、通うわけだし、自分としては後悔はゼロです。

病院を選べるのであれば、行ってみて感覚で決めるのは良い方法でした。

 

追加検査の結果は、

ルミナールAタイプで、増殖速度は遅いとのことでした。


何も写真がないと寂しいので、
確定診断を受けて向き合う覚悟を決めた時の一杯を。
青い珊瑚礁、好きなカクテルのひとつです。
あ、激甘強なので、万人受けはしません。