京都市下京区(五条楽園)其の壹 | お散歩日記

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路地裏、バラック、長屋、昭和の香りがする飲食街、遊郭赤線跡地、廃墟、古い町並み、山奥・・・・そんな場所を訪れては下手糞な写真を撮っております。

最近まで「現役」だった遊里、五条楽園へ。現在は遊里跡地です。二年前の京都府警による一斉摘発で事実上の壊滅。



















最寄駅は京阪電車の清水五条駅。私が駅に着いた頃は漸く夜が明けた時刻。
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鴨川にかかる五条大橋より。牛若丸と弁慶が出会った場所とされている。右岸に見えるのが目的地である五条楽園
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五条通から木屋町通へ。五条楽園へと続く小路。五条楽園は鴨川と高瀬川の中洲に位置するのです。
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お茶屋が見えてまいりました。同じ京都でも祇園、宮川町界隈のお茶屋とは別物。五条楽園は芸妓と娼妓が共存した時期もあったようなのですが、後者のみが根付き、花街としては発展しなかった模様。五条楽園で言うお茶屋はアリバイ的なもの。
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楽園にかかる橋。二年前まで五條楽園と書かれた看板があったそうなのですが、現在は撤去。
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橋を渡って直ぐに見えるお風呂屋さん。
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上記のお風呂屋さんのお隣に見える要塞のような建物は某指定暴力団の本家ビル。
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最近まで「現役」だったのにも関わらずこのような街特有の陰気臭い香りが漂ってこないのです。
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ごく普通の一般家庭と共存している所為でしょうか。不思議な街です。
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しかしながら往年を物語る魅力的な建物もまだ残っているのです。
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この看板は是非撮りたかった!東京玉の井の「ぬけられます」を意識したギミックか?
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