見たばかりなので、ホットなうちに最終回。

ええ、最後までちゃんと楽しめました。

 

 

です。

面白かったです。

つーか、普通にグッとくる仕上がりになっていました。

ラストの環境ビデオみたいな挿入映像はいらないと思いましたけど。

 

ま、当たり前なんですけどね。

TBSが力入れて作ってるわけだから、

金かけて、いろんなちゃんとした才能を集めて、

作ってるんだから、

グッとこなかったらヤバイんですけどね。

 

完全オリジナルっていうのも好感が持てます。頑張って、頑張って、すごく頑張ったと思います。本当にいろんな人が能力を寄せ合って、作り上げたんだと思います。

 

やっぱり、実力と実績のある人が力を寄せ合って、作ったほうがレベルが高いに決まってます。それには金がかかるんです。

 

ときどき金をかけなくても、汗と知恵、頭を使えばいいものができる。なんて言う人がいますが、一人創作を除けばうそでしょう。

 

その最たるものが、

昔流行った「カメラを止めるな」っつーやつね。

なんだかメチャクチャすごいっていうから、見たら、クソが! だったもんね。

こんなんだったら、俺らが高校のときに撮ったやつのほうがレベルが高い……は言い過ぎです。すんまそん。

 

話を戻すと、もう、いろんな作品が作られてきた時代だから、

単なるヒューマニズムを描くのにも、

こんなふうにいろんなものを複雑に組み合わせないと、

いけないんだなーということですね。

 

矛盾するようですが、もっとスパンとヒューマニズムを描き、余韻を感じさせる作品を作りたいなら、やっぱり圧倒的な個の力がなきゃと思う。

黒澤明みたいに。

 

俺の卒論『「酔いどれ天使」から始まった』

 

是枝裕和の『怪物』がカンヌ映画祭で評価されたといいますけど、

まあ、足元にも及びませんよな。

 

とゆーわけで、「この時代」に、黒澤明ぐらいスパンとヒューマニズムを描ける才能が出てこないと、日本の作劇は変わりませんわな。という結論です。

え~?