俺が思うに名作のほとんどはこのセンチメンタリズムを上手く描いている。
センチメンタルは、郷愁と言っていいのかな?
アナログからデジタルに変わって、
このセンチメンタルが大きく様変わりした。
アナログで写しとれたものが、
01010101は、隙間を省いてしまう処理というのか、
整列させる為か、このセンチメンタリズムを消す。
デジタル化はセンチメンタリズムをなくしてしまった。
[攻殻機動隊]は監督によってテーマが違う。
そこもすごく魅力的だ。
同じ器で視聴者に送るテーマが違って、
近未来なのにアナログだった。
押井守監督の[攻殻機動隊]
神山健治監督[攻殻機動隊SAC]
また俺が’出演する実写版も俳優のアナログのセンチメンタリズムがある。
さて、
神山健治監督と荒牧伸志監督が送り出す[攻殻機動隊SAC_2045]。
[攻殻機動隊]のファンは未来なのにセンチメンタルを感じる世代の者たちを打ってきたように思う。
仕掛けがいっぱいあった。
それは宮崎駿氏も[ガンダム]もあったようにセンチメンタルを上手く使っていた。
神山健治監督と荒牧伸志監督が送り出す[攻殻機動隊SAC_2045]は、
センチメンタルをやりきったのか、
フル3DCGでの試みと絵の為か、
視聴者が感傷的に好きになる部分が今は薄い。
押井守監督の宇宙、魂的な疑問、
宇宙はとてつもなく大きな次元のデジタル。
神山健治監督と荒牧伸志監督が送り出す[攻殻機動隊SAC_2045]は
どこに向かい、どこに連れて行ってくれるのか?
[攻殻機動隊]は日本人ならではの宇宙感とデジタルが面白かった。
デジタル感とセンチメンタルも上手く心を打った。
神山健治監督と荒牧伸志監督[攻殻機動隊SAC_2045]が視聴者に仕掛けるのは何か、
シーズン2が楽しみだ。
https://www.ghostintheshell-sac2045.jp