茶歌舞伎と茶カブキ  | 茶道の周辺あれこれを 横浜

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横浜市泉区で裏千家の茶道教室をしています。

夕茜の茶事暦
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流れ星

コロナ以前は

夏は七事式の修練をしていました。

今年は数年ぶりに再開出来ました。

 

この夏修練しているのは

且座之式、一二三之式、

茶カブキ之式、香付花月です。

 

 
↑茶カブキ之式では文台に奉書と硯箱を載せ、執筆さんが持ち出します。


流れ星

茶カブキでは濃茶を三種類使用します。

 

1、茶友さんから頂戴した

  通圓の「橋守の昔」

2、いつも稽古で使っている

  小山園の「喜雲」

3、茶通箱の稽古等で時々使用している

  一保堂の「明の昔」

4、ネット注文して初めて使用した

  星野園の「星友の昔」

 

この四種の中から三種を

日を分けて使いました。

 

稽古前にそれぞれを薄茶にして頂きましたが、当然ながらお味がそれぞれでした。

でもそれを、いざ席中で
味を当てるとなると難しいです。
 

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茶歌舞伎は室町時代に大流行したそうです。

茶歌舞伎といえばバサラ大名といわれた

佐々木道誉が有名ですが、

婆娑羅とは派手な振る舞いや贅沢のことで、

当時の茶歌舞伎は

豪華な景品を賭けて行われたそうです。

破産する人も出たそうですよ。

 

現在の茶カブキは

裏千家八代一燈宗室の時代に

兄である表千家七代如心斎らと共に

茶の湯の修行として考案された七事の一つです。

 

流れ星

八月の稽古は後二回あります。

出来る時に出来る事をしましょうね。